こんにちは、Circulation - Cameraです。2020年もそろそろ終わりということで恒例の今年後半の振り返り記事です。ベスト10とか言いながら、これも恒例、10枚以上ノミネートされているのですが、そこら辺はあまり気にされずに ( ̄▽ ̄)
それではよろしくお願いします m(_ _)m
~No10. Lotus Reflection~
D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR, ISO 500, F 8.0, SS 1/200 sec
D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR, ISO 720, F 8.0, SS 1/200 sec
静岡県にある掛川花鳥園にて撮影。こちらは1年中様々なスイレンが咲いていて、屋内故に無風ですからなんぼでもスイレンのリフレクション写真が撮れるチート環境であります ( ̄ー ̄)ゞ
どちらの写真もNIKONの200-500mmの望遠端で切り取ってみました。スイレンの質感や色の再現性が良く、1枚目は暗めの構図の中にスッと咲いている様子がうまく撮れたと思いノミネートしてみました。
あ、写真を乗っけた記事のリンクも貼っておきます。撮影場所のアバウトな地図を載せていることが多いので、参考になるかもしれませんので💡
※撮影場所の地図、載っていないのもありますがご容赦を ^^;
掛川花鳥園というチート環境でスイレンを容赦無く撮ってきた話 - Circulation - Camera
~No9. ペルセウス座流星群@標高2000m~
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm, ISO 2000, F 2.0, SS 10 sec
8月の夜、長野県は美ヶ原で撮影した流星を構図に入れることに成功した星景写真です。美ヶ原は標高2000m以上の高地です。この日は到着時に霧が出ていたというか、撮影場所は雲の中で8月なのにめちゃくちゃ寒かったです💦
それでも深夜の雲の中、1時間以上じっと耐えた結果、無事にお目当ての写真が撮れたので、作品としての完成度以上に思い入れのある写真です。
ペルセウス座流星群、なかなかストイックな撮影になったという話 - Circulation - Camera
~No8. 晩秋Winding Road~
Z6 + NIKKOR Z 14-30mm F4 S, ISO 400, F 9.0, SS 1/400 sec
No.9と同じく長野県。美ヶ原に続くビーナスラインで撮影した晩秋の写真です。手前の朝日を浴びた黄金色のススキが印象的で、思わず車を停めて撮影した1枚です。焦点距離14mmでF 9.0まで絞って撮影。非常に風の強い環境なのでISO 400に設定してSS 1/400 secまで上げて撮影しています。
2020年 Autumn shot① - Circulation - Camera
~No7. 3 Cats~
3枚のポトレ向け (と勝手に思っている) レンズで撮影した猫ショットをご覧下さい♪
D850 + Carl Zeiss Makro Planar 2/100mm, ISO 800, F 2.0, SS 1/1000 sec
マクロプラナー。逆行には弱いですがマクロにも中望遠にも使用できる便利なレンズ。マニュアルフォーカスレンズですが、今回はうまいことジャスピンできました。色乗りもボケの感じもgoodです ^^
D850 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 400, F 2.0, SS 1/200 sec
Apo Sonnarは135mmの単焦点レンズ。これの魅力は色乗りの良さと凄まじい解像感です。解像度が良いから質感もリアルに伝わります。次の写真は70-200mmで撮影したものですが、比較すると毛や髭の繊細さがワンランク上なのが伝わるはずです。
Z6 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8/S VR, ISO 1250, F 2.8, SS 1/80 sec
なんてAPpo Sonnarと比べちゃいましたからちょっとムッとした顔をされているような気もします^^;
ですが、こっちも充分以上に綺麗に写ります。手振れ補正にオートフォーカスまでできてズームもできるのですから使い勝手は圧倒的にこちらが上ですぜ (・∀・)b
~No6. Timeシャワーに射たれて~
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm, ISO 64, F 3.5, SS 1212 sec
こちらは群馬県は嬬恋で撮影した1枚です。比較明合成が星の軌跡を撮るときの基本ですが、アウトフォーカスにしてしまうと星の軌跡が途切れ途切れになることがあります。それを嫌い、比較明合成なしで撮影してみました (露光時間1212秒間)。
もう少し露光時間が長くても良かったかな。今年、似たようなことを135mmと55mmの両方でやりましたので、来年はその経験を活かして2-3枚更にハイクオリティなのを撮影できたら嬉しいです。
Timeシャワーに射たれて - Circulation - Camera
~No5. 夏の額縁~
D850 + AF-S NIKKOR 24-70mm f2.8E ED VR + PL-filter, ISO 200, F 13.0, SS 1/30 sec
派手さは無いですがいろんな要素や色をバランス良く配置できた写真で気に入っています。ちょっとでも構図がずれると受ける印象は大きく変わってしまう案外難しい場面です。三脚を使って構図を追い込んで何パターンも撮影したんですよ。爽やかな雰囲気ですが、真夏でしたから汗だくになりながら (笑)
盛夏の河口湖湖畔で富士山を撮ってみる - Circulation - Camera
ちなみに撮影場所は山梨県は河口湖周辺です。あ、そうだそうだ。この日撮影したひまわり写真も気に入っています。
Z6 + AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f3.5-4.5E ED, ISO 360, F 8.0, SS 1/800 sec
敢えてふんわりと現像してあげました。これを現像しながら写真をどうくっきり仕上げるかふんわり仕上げるかを考察した下の記事を書こうと思ったんですよね~。
~No4. Surfur Girl~
Z6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S, ISO 100, F 2.8, SS 1/2000 sec
【写真一発!】Surfer Girl - Circulation - Camera
千葉県は東浪見海岸で撮影した1枚です。普通に広角レンズで朝日を入れた風景を撮影していたら思わぬシャッターチャンスに出会い、撮影したスナップショットです。ミラーレス機だからこそ露出を瞬時に安心して合わせることができ、このレンズだから安心して逆光に向けることができました。色収差に本当に強いレンズです。
そうそう、レンズの構成に関して今年下半期にまとめましたっけ💡
~No.3 養老紅葉、静と動~
D850 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR + C-PL filter, ISO 100, F 13.0, SS 5.0 sec
D850 + AF-S NIKKOR 24-70mm f2.8E ED VR + C-PL filter, ISO 64, F 13.0, SS 2.5 sec
こちらは千葉県の養老渓谷で撮影した紅葉写真です。何故か今年は必ず「渓流×紅葉」で写真撮ってやるって決めてたので、夏に1回下見に行くくらい気合いを入れて11月末に挑んだ撮影でした。人がほとんどいない、まだ暗い朝6時に到着して何カットか撮影。そんな時間の静かな様子をSDカードに収めることができました (1枚目) し、当初狙っていた川の動きを出すショット (2枚目) も無事撮影できました ^^
「動」の方は岩の質感がかなり素敵なので良かったらFlickrでアップにしてみてやって下さいな♪
養老紅葉 ~静と動~ - Circulation - Camera
~No2 夏、高原、朝霧晴るる~
D850 + Carl Zeiss Milvus (Planar) 1.4/85mm, ISO 100, F 8.0, SS 1/100 sec
D850 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR + PL-filter, ISO 100, F 14.0, SS 1/20 sec
2枚目の24mmで撮影した写真の方が高原っぽさはあるのですが、85mmの中望遠で撮影した1枚目は迫力があって「空・富士山・朝霧・高原」のリズムも良くて個人的にはより気に入っております。いずれにせよ夏の朝霧高原のスケールの大きさを表現できたように思います ^^
朝霧高原、夏の朝を切り取ってきた! - Circulation - Camera
~No1. 雲海流動~
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm, ISO 100, F 4, SS 2/5 sec
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm (+ reverse half ND filter 0.6), ISO 200, F 5.6, SS 1/640 sec
Z6 + NIKKOR Z 20mm f1.8S, ISO 100, F 4, SS 1/400 sec
風景写真を撮影しに遠征すると、当たり前ですが様々な風景に出会います。その全ての景色にそれぞれの愛おしさがあり、それを自分の中で咀嚼して写真として表現していくわけです。しかし時に「愛おしさ」という言葉で表現できない圧倒的な風景に出会います。このとある8月の朝はまさにそんな朝でした。どこまで続くのか見当もつかない巨大な長野県美ヶ原の雲海。夜明け前からずっと夢中で撮影させられました ^^
2020年夏、これまでの人生で最大の雲海に遭遇した話 - Circulation - Camera
~No0. Halloween Moon Shot~
D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f5.6E ED VR + reverse half ND 0.9, ISO 400, F 8.0, SS 1/30 sec
最後はこの写真です!10月31日の満月をスカイツリーとコラボさせてみました。超望遠レンズにハーフNDを装着しても露出差が大きいため露出調整が難しく、超望遠故に風などのブレの影響も受けやすく、撮影できるタイミングはわずかな時間しかない。総じて難易度の高い撮影でしたが、ばっちり写すことができてうれしく思います!
満月×スカイツリー写真、リベンジを果たしたという話 - Circulation - Camera
~おわりに~
公私ともにCOVID-19の影響はあったものの、蓋を開けてみたら、なんだかんだで写真撮影にも取り組むことができた下半期だったように思います。そんなに新規撮影地開拓はできませんでしたが、今回ノミネートした写真の内訳を見ると、
・東京が1枚
・長野が5枚
・千葉が3枚
・群馬が1枚
・山梨が2枚
・静岡が4枚
ってところで結構いろいろ行ってますね (ちなみに枚数的に全然ベスト10じゃないっすね)。交通事故にはマジで注意しなくてはいけませんが、カメラという基本的に感染のリスクの低い趣味を持っていて良かったです ^^;
さて、最近はベスト10を選ぶのが前よりも大変になってきました。おそらく旅行目的でなく純粋に作品を撮りに出かけることが多くなったことと、多少環境が悪くてもなんとかできる引き出しが増えてきたことが理由かなと思います。あとは地味なミスが少なくなってきたように思いますね。
自分の知識の整理も兼ねてそういった点も記事にしてシェアできたらいいなと思いますが、いざ書こうとすると結構書くの大変なんですよね ^^;
なんてことを考えながら2020年下半期ベスト10はこれにて終了!
また遊びに来て下さいませ~ m(_ _)m
~関連リンク~
2020年上半期のベスト10記事です。星や桜が綺麗でした ^^
こちらは2019年下半期のベスト10記事です💡