こんにちは、Circulation - Cameraです。
今回はタイトル通りなのですが、
東京タワーを5月らしい題材で囲ってみました。
まずは新緑から♪
Leica Q (type 116) + Kenko C-PL-Filter, ISO 100, F 8.0, SS 1/50 sec
初夏の青空が気持ちいですね ^^
この写真はPL filterを使用しています。
PL filterのPLとはPolarized Lightの略で、
和訳すると偏光フィルターとなります。
多くの物体の乱反射を取り除く効果があるフィルターです。
水面の反射やガラスの反射を取り除くときに
良く使用しますが、
葉っぱの表面の乱反射を除去して
新緑や紅葉を色鮮やかに見せるのにも有効です。
フィルターありとなしを比較してみましょうか。
<フィルターなし>
<フィルターあり>
乱反射を抑えることで、
東京タワーの発色や
新緑の鮮やかさがはっきりします!
写真右下の一部を拡大してみます。
~構図の工夫~
この写真、構図的にはこの部分が重要でした。
ここが無いといまいち、
「新緑に囲まれている」という
印象を与えるには弱くなってしまうと思います。
実際にトリミングしてみるとこんな感じ。
悪くはない。
悪くは無いんですが、
なんとなくインパクト減りませんか??
実際に撮影時には両パターンを撮り比べてみて、
この上の部分を入れた写真の方が、
より「新緑の東京タワー」というテーマが
表現できたように思います ^^b
このようにある被写体を別の被写体で囲った構図を
「額縁構図」と言います!
~薔薇で囲ってみる~
さてさて!
5月と言えば薔薇の季節でもありますね。
芝公園に薔薇が咲いていたので、
東京タワーが薔薇の額縁に収まる構図を
四苦八苦と探して撮影♪
Leica Q (type 116) + Kenko C-PL-Filter, ISO 100, F 5.6, SS 1/160 sec
こちらもPL filterを使用していますが、
ほぼ完ぺきに順光の条件ですので、
完全に乱反射は取り除けていません。
※PL filterの偏光効果が最も発揮されるのはサイド光の時💡
それでも写真の鮮やかさは、
使用しないよりは表現できているかなと思います。
朝の順光条件は1日で最も
空の青色が爽やかな時間帯だと思います。
また、陽が高くなりすぎると
薔薇の明るい部分と影の部分の
明暗差が激しくなりすぎます💦
この時期だと、
9時前には撮影してしまいたいですね~。
~縦構図ver.~
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm, ISO 100, F 4, SS 1/1000 sec
この写真は、帰宅 (帰ホテル) してから思いましたが、
もうちょっとF値を大きくするべきだったかな?
う~む、1枚撮るにもなかなか考えることが多くて、
楽しいですが大変ですね、写真趣味も ( ̄▽ ̄;)
~おまけ:ナンジャモンジャ~
帰ろうとしたところ、
何やら印象的な木があるではないか ( ゚Д゚)
近寄って木の名札を見てみると、、、
ナンジャモンジャの木っていうんですね~。
知らなかった ^^;
けど白い花がまさに雪のようで、
とても印象的な木ですな ( ̄▽ ̄)b
※余談ですがこの写真もPL filter使ってるんですよ~。
使っていないバージョンと比べると札の反射抑制できてますでしょ??
~おわりに~
ということで5月らしく、
新緑と薔薇で彩った東京タワーの写真でした♪
当ブログでは、自分の復習も兼ねて、
撮影しながら考えていたことも添えて
記事にしていますが、
何かの参考になってくれたら嬉しいです ^^
~関連リンク!~
フィルターに関してまとめた大昔のクソ長い記事です (笑)
PL-filterを活用して茶畑を撮影したときの記事です♪
2年前のこの時期の写真です ^^
ただただ、「日本の絶景」でした~!