こんにちは、Circulation - Cameraです。2021年もついに終了ということで、2017年にこのブログを開始して以来恒例行事になっているベストショット記事で締めたいと思います。
(`・ω・´) < 今年ラスト記事!
前回もお話しした通り、2021年下半期は豊作で、結構気に入った写真が多くなってしまったので昼写真と夜写真に分けてみました。
ということで、今回は後半「夜の部」です。
それではよろしくお願いします m(_ _)m
~No.10 夫婦岩縦構図~
Z6 + NIKKOR Z 14-24mm F2.8/S + Partial Soft filter, ISO 4000, F 2.8, SS 15 sec
12月にNIKON Zマウント用の14-24mm F2.8のテスト時に撮影したショットです。星景写真を普段撮っている身としてはなんてことない一枚なんですが、これからの14-24mmの活躍に期待して夜の部No.10にノミネート。波の様子とかは結構気に入っていて、完成度は悪くないと思うんですがちょっとパンチが足らないかな??
~No.9 オリオン座×流星~
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm + Kenko Prosofton + Starry Night, ISO 1600, F 1.8, SS 6 sec
ふたご座流星群を見に行きましたがどうも雲がうまく抜けず残念。ひたすらオリオン座を連射していたら運よく流れ星が一筋入ってくれました。来年はこの経験をもとにもっと流星群の取れ高を稼げる撮影方法を考え出しましたので、頑張ってきます ^^
~No.8 高ボッチ雲海に挑戦~
Z6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S (70mm), ISO 100, F 4.0, SS 15 sec
関東では超有名な富士山and雲海スポット高ボッチ。富士山とのコラボは成りませんでしたが空のグラデーションと雲海と街並みと手前のススキと多くの要素をうまいこと1枚にまとめることができました ^^
なお、高ボッチは行き方がちょっと難しいので興味のある方は下記事をご参照ください (冬季は車道閉鎖されますのでご注意を)。
~No.7 精進湖×天の川~
Z6 + NIKKOR Z 20mm f1.8/S + Kenko Starry night + Half soft filter, ISO 3200, f1.8, SS 1/10 sec
精進湖は富士五湖の1つで天の川と一緒に撮影されることが多い場所です。でもここから天の川を撮るには案外難しいのです。街灯があるので光害カットフィルターを使用したり、街灯にソフト効果がかからないようにPartial soft filterを使用したり、工夫する点が多く今まで納得のいく写真が撮れていませんでしたが、今年の夏にやっとある程度満足のいくのが撮れました。東京から比較的アクセスしやすい場所なので、来年もまた行きます。今度はさらにもうちょっと何かしら工夫を凝らすことができたらいいなと思います ^^
※あと、できれば天の川の位置の低い2月か3月に行きたいですね!
~No.6 松の木×オリオン~
D850 + Carl Zeiss Milvus 1.4/25mm + Kenko Prosofton, ISO 1600, F 2.0, SS 20 sec
これは今年撮ったものではないですが、記事にしたのは今年でしたので今回のベスト記事にノミネートです。ライティングされた松の木の印象と星座の位置関係がちょうどよく、25mm単焦点レンズがビシッと決まったショットで気に入っています。
さて、ここからはベスト5です。ちなみに4位から2位までの3枚は当然と言えば当然ですが「あの場所」で撮った写真です。
~No.5 橋に架かる中秋の名月~
D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR, ISO 1000, F8, SS 1/100 sec
横浜のベイブリッジにかかる9月の満月を撮影した写真です。条件が良かったので手持ちで撮影可能でしたのでいろんな角度からで撮影できました。
~No.4 駒ケ岳に煌めく~
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm + Partial soft filter, ISO 2000, F 2.0, SS 8 sec
4位から2位は駒ケ岳です。ここに行けただけで下半期は大満足でした。山登り中からずっと霧に包まれっぱなしでしたのでやっと晴れたこの瞬間は心の中で大きくガッツポーズしていました ^^b
~No.3 乗越浄土~
Z6 + NIKKOR Z 20mm F1.8/S, ISO 2500, F 1.8, SS 15 sec
自分的には得意と思っている星空をぼかした写真です。自分は星景写真はソフト系のフィルターを必ずと言って良いくらい使います。そうすることで星の色がはっきりするというのが最大の理由です。でも星をアウトフォーカスにするとそうしなくても星の色が分かるようになるんですよね ( ̄▽ ̄)b
~No.2 山荘にかかる~
Z6 + NIKKOR Z 20mm F1.8/S + Partial soft filter, ISO 2500, F 1.8, SS 15 sec
今回の下半期best10には駒ケ岳で撮った星景写真を3枚ノミネートしてみましたが、3枚中最も気に入っているのはこの写真です。宿泊した宝剣山荘を被写体に撮影してみました。写真見るたびにまた行きたいなぁと勇気づけられますしつくづく行って良かったなぁと思います。
~No.1 星賑やかな夜~
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm + half soft filter, ISO 2000, F 1.4, SS 10 sec
この写真は撮った時から大のお気に入りです。7月に撮ったんですが、下半期始まって早々にベストショット出しちゃったんじゃない!?と思っていたら本当にそうなっちゃいました ( ̄▽ ̄)
自分の中では特に文句なし。これを更に画質的に超えようとしたら地上景と空を別々に撮るとか、地上部分を加算平均してくっつけるとか後処理以外にないと思います。満足のいく星景写真でした!
~おわりに~
ということで下半期ベストショット、夜の部でした!とにかくPartial soft filterの威力が発揮された下半期の夜撮影でした。ちょっと癖のあるアイテムですが来年以降も活躍必至であります ( ̄▽ ̄)b
そして昼の部はほとんどがZレンズでの撮影でしたが、星景写真はまだまだFマウントの大口径単焦点レンズの層が厚いので、しばらくは今までのレンズ資産を活かしていくのだろうと思います。とはいえZマウントの20mm F1.8は星撮影にぴったりですし新生14-24mm F2.8もポテンシャルを秘めているように感じます。Z9も手に入りましたのでひょっとしたら来年は勢力図が変わるかもしれませんね~。
さてさて、これで今年のブログ更新はおしまい (のつもり) です。上半期は開始早々に「しぶんぎ座流星群」がありますので、ふたご座流星群のリベンジをができたらなと思っています♪
それではみなさま、良いお年を m(_ _)m
~関連リンク~
Partial softfilterは星景撮影に非常に有効なフィルターと確認した2021年下半期でした!その特徴も今年記事にまとめましたのでよろしければ♪
駒ケ岳の星空は美しかった!本当に行って良かったです ^^
2021年下半期ベストショット、「昼の部」はこちらから!