こんにちは、Circulation - Cameraです!
今回は久しぶりにビール記事です。
北海道から素晴らしいブルワリーさんが登場しました!
その名も、「忽布古丹醸造所」さんです!
。
。
。
え?
読めない?
北海道の地名と同様、確かに読みづらいですね ( ̄▽ ̄)
ホップコタンと読みます💡
古丹 (こたん) とはアイヌ語で「集落」を意味します。
忽布 (ほっぷ) はビールの原料であるホップの漢字表記です。
北海道内で唯一、
忽布古丹と名付けられたのでしょう💡
まだまだ道外では入手困難なのですが、
北海道に住んでいたころからお世話になっている
酒屋さんから何本か仕入れることができましたので
備忘録記事にさせて頂きました ^^
~基本3種~
まずは定番の3本をレビューしてみます。
(1) Haskap (ハシカプ)
北海道特産の果実であるハスカップを使用したセゾンスタイルのフルーツビールです。セゾンのドライさとハスカップの酸味が非常に高レベルで融合している。フルーツビールですが全く甘ったるくなく、スキっとした仕上がり。タコのマリネと楽しみましたがぴったりでした♪
(2) Upopo (ウポポ)
ウポポはアイヌ語で「歌」を意味するようです。このウポポはピルスナーで、モルティとホッピーが高い次元で交わる逸品でした。結構甘めなクラフトピルスナーが多い中でホップの力を最大限に、かつペールエール系ほどきつくなくモルトと共存させていて凄く好みです!分かりにくく言えば、ピルスナーウルケルにホップの酸味が主張するようになったような完成度という印象でした ( ̄▽ ̄)
(3) Nonno (ノンノ)
HaskapもUpopoも素晴らしいビールでした。そうなると必然的に期待の高まるペールエールであるNonnoです。
早速頂いてみます。
あ、これは華やかだわ!(; ・`д・´)💦
苦みよりも華やかさが勝る。アメリカンと言うよりは古き良き華やか系のペールエールという印象でした。初夏の北海道上富良野で飲んだらうまいだろうなぁ (´▽`)
~Freedomシリーズ~
ここまでは基本3種類でしたが、それ以外にFreedomシリーズが存在します。こちらは型に捕らわれずに創意工夫をもって作られる限定品たちです。
結構種類が多いので列挙する形にしておきます ^^;
というか今後も新しく飲むたびに徐々に更新していきます!
以下、自分用の一言メモです。
読み飛ばしちゃってください ^^;
【空知の丘 Indian Pale Ale】
苦みを示す指標IBUは煩悩の数108。日本の銘ホップ、「ソラチエース」リスペクトのIPAです。爽やかな杉感が特徴的なホップです。度数は7%でNorth Island IPAと同じくらいの度数です。あっちはカスケードで、こっちはソラチエース♪
【空知の風 Indian Pale Lager】
個人的にすごく好きなビールタイプなんですよね、IPLって。先ほどのIPA以上にソラチエースの杉感のある苦みを楽しめました。何気にIBU 111なのでホップの苦味を楽しむのなら案外こっちなのかも!?
【異国情緒】
こ、これは!?コリアンダーホワイトのラガー番って感じでした。相当うまいです、これ!なんという完成度だ (`・ω・´)💦
【ホワイトアルバム】
ビールタイプはセゾンです。セゾンらしいドライなリンゴ感を楽しめます。白ブドウのようなフレーバーもあり非常にスパイシー&フルーティで美味でした!
【Dank effect】
ビールタイプはアメリカンペールエール。いわゆる王道PAという印象。丁寧な作品と感じましたが他のビールたちがいちいち特徴的すぎて ^^;
( ̄▽ ̄) < まぁ、スイスイ飲めるんでいくらでもあれば飲んじゃいますがw
【道産子SMaSH ゴールデンエールver.】
SMASHはSingle Malt and Single Hopの略です。これは白ブドウ感が素敵なエールビールでした!ゴールデンエール、、、というよりは。。。いや良い例えが出てこない💦
すごく酸味とフルーツ感と麦のドライさが素敵な完成度の高いゴールデンエール。肉料理でも魚料理でも絶対会うことでしょう!
国産ビールにしては少し珍しくベルジャンスタイルの酵母使用。臭みがなく逆に白桃のような味わいで上品。フィニッシュの余韻はスパイシーでドライ。名作だわ。
【シナモン3000】
シナモンの香料としてのスパイスを十二分に引き出したブラックエールの逸品。特徴的であり完成度も極めて高くて困ります ^^;
【Haku】
ホッピーなHazyヴァイツェン。うますぎました。白老にも店ができた記念だそうな。
【大黒天】
デュンケルタイプ。古き良きドイツ系の香ばしいビール。
【一搾りの青春】
Session hazy IPAという非常に飲みやすいカテゴリー。説明不要にうまい。度数も4%。
【木陰のシュヴァルツ】
なんと爽やかなシュヴァルツか。日本のメーカーももっと作ればいいのに上品なシュヴァルツ。酸味とロースト感が瑞々しく合わさり、アイスコーヒーのようでもある、素晴らしい。
【危険地帯】
まさかの10%のセゾン。リンゴのような風味がアルコールで強調されるが全然飲みやすくて、まさに危険だわ。心持ちは白ワインとして飲むといい。
【Indeed Wit】
正統派ベルジャンホワイト。ほんの少し辛口でのど越しドライ。夏場に合うように、ブルワーさんが飲みたくて作ったとか💡一方で【Hoppy Wheat HAKU】は結構辛口。アメリカンウィートに時々見られるような鉄っぽい感じはないのですが方向性は全然違うので〜。
【Trickster FIAP】
Farm House IPAで少しセゾン的な感じのIPAです。魅力的!
【火灯し人のラウフ】
デュンケルラオホのお手本のようなビール!スモーキーで極めておいしいです!これまた出たら絶対買うなぁ。賞味期限オーバーしても冷所で保存していれば全然いけましたよ 笑
【BEER KOTAN IPA】
もともとは限定品だったが今後レギュラーになるIPA。これは単に苦いだけでなくモルト感の甘みもハーブのような爽やかさも兼ね揃えた飽きさせないビールでした!
2021年10月にもtryしました。何段階にもチューニングしていて更なる高みを目指しているということ。非常にうまし!!ハーブのような爽やかさを兼ね備えた酸味もあり秀逸!!
【Love Parade】
BEER KOTANオープン記念IPA。バランスを取るのが基本のブルワリーだがこいつはホップ感が突き抜けるように敢えてデザインされています。
【Kamifu SS Bitter】
甘みと苦味のバランスのESBをさらに苦味になれた現代人風に昇華したSuper Special Bitter aleです。上富良野産ホップ100%使用することで新たな現代における苦味と甘みの最高のバランスを生み出しています。
【Bine & Vine】
中富良野のワイナリー、Domaine Raisonで栽培されたシャルドネと上富良野産ホップのコラボセゾン。箕面のワインシリーズに似た、白ぶどう感と言うか白ワイン感のあるビール。ワイングラスよりビールグラスが合う気がするなぁ、美味しい!
【Kotan's Parade IPA】
醸造所直営店の新定番というビール。ミントのように爽やかなIPA!
【Psyce DIPA】
こちらはかなりマンゴーやパイナップルのようなまろやかトロピカルDIPAでした。これだけフルーティで雑味のないまろやかなWest coast IPAはなかなか出会えない。流石の完成度!
【BREAKING FREE IPA】
これはすごいな!!DDHなんだけど濃縮した「ルプリンペレット」 という北米のチェレンジングな製品を使用しとんでもなく爽快な野菜のようなホップ感!ブルワーズノート的にはトロピカルということだが甘ったるくなくて美味しかった!
【ジュ・マペール・アキラ】
フランス発祥のセゾンと上富良野カスケードの融合。夏の仕事終わりにぴったり。あまり上温発酵させないで低温で長時間かけて仕上げることであまりセゾン酵母の独特なエステル感は抑えられているが白葡萄のような酸味は健在。
【Made in Kamifurano IPA】
上富良野産のカスケードホップの魅力を遺憾無く発揮したビール!最高でした〜、North Island IPA大好きな自分としては超好み。
【煙に巻かれて】
【Akira Beyond】
Akiraの名がつくビールに間違いないですね!こいつはIBU 200の苦味ですがすごくさっぱりしていて完成度高い。超おいしかった!
【Green hot chilli pepper】
2022年11月に追記、久々の書き足しです。これはうまい。ベルジャンウィットに柚子の風味。そして後味に唐辛子の辛味がいい感じに刺激的!見事なのでもしも再販売されたら買いです!
~おわりに~
いやぁ、久しぶりにテンションの上がるジャパニーズクラフトビールメーカーさんでした!私の大好きな北海道のNorth Islandさんや登別鬼伝説さんに並ぶ醸造所さんになりそうです ^^b
こうなったら北海道旅行した際には上富良野に一泊する計画を立てるしかないですね!その時まで、お取り寄せで色々飲んでこの備忘録記事は強化していきたく思います。みなさまも、もし忽布古丹さんのビール見かけたら試してみてくださいね、おすすめですよ~♪
それでは今日はこの辺で失礼します m(_ _)m