Circulation - Camera

巡る季節を写真に残す! ~Since 2017-05-01~

ビール備忘録 その68 ~COEDO, 千葉のビール×2, こねこ一匹~

こんにちは、Circulation - Cameraです。今回は不定期的に更新しているビール記事です。まずはこの間撮影に行った川越のクラフトビールCOEDOさんです。

Z6Ⅱ + NIKKOR Z 50mm F/1.2 S VR, ISO 400, F 2.0, SS 1/320 sec

川越に行ったらいろんなところで飲めます、COEDOビール。定番品は以下の通りです。さすが彩の国埼玉のビール。それぞれ日本らしい表現の色が名称に使われています (鞠花だけは別かな?)。

瑠璃 -Ruri- = Pilsner

漆黒 -Shikkoku- = Black Lager

白 -Shiro- = Hefe Weizen

伽羅 -Kyara- = Indian Pale Lager

紅赤 -Beniaka- = さつまいも使用Amber Ale

鞠花 -Marihana- = Session IPA

けどいつも精力的に限定品を作っていて飲み飽きさせません。今回川越を散歩していてたまたま見かけたのは「青碧 -AO-」です。

Z6Ⅱ + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm + SB700, ISO 200, F 2.0,  SS 1/100 sec

こちらはCold IPAと呼ばれるビアスタイルです。結構新しいタイプのビールなのでは?ラガー酵母を高温で発酵させ、ホップの香味を前面に押し出し香り豊かに仕上げてあります。なのでIPAという名はついていますが製法的にはラガーに分類されます。実際に飲んでみるとIPAじゃん!」って思うような苦みなのですがキリっとしていてエール系のまとわりつく感覚はありません。これがCold IPAの特徴ですね。

Z6Ⅱ + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm + SB700, ISO 200, F 2.0,  SS 1/100 sec

お次はSAIBOKU (写真右)。サイボクは埼玉にある牧場です。こことのコラボビールですから肉に合わせる前提のビールです。ってことでスタイルはクラシックなIPAです。埼玉在住の弟からもらったんですが、実際飲んでみると、まさに古き良きIPA。若干ベルジャンなニュアンスもある気がしますが肉汁の甘みと調和する柑橘系の苦みでした。

ちなみに写真左の鞠花は定番品です。スタイルはsession IPAです。要するに軽やかなIPA。もともとは限定品でしたがあまりの人気に定番化したと記憶しています。ちなみに鞠花はホップの和名です。

写真引用:wikipedia

形状が似ていることからそう呼ばれるみたいです。

 

~Brooklyn~

Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F/2.8S VR + SB700, ISO 200, F 3.0, SS 1/100 sec

写真左、コンビニでふと眼にしたブルックリンの限定品です。読んで字のごとくSORACHI Aceホップを使用したビールです。空知というのは北海道の一地方で、このあたりです。

画像引用:Wikipedia

日本で開発されたホップですが日本より海外でその評価が高く、日本でも遅れて使われるようになってきたというエピソードが有名なホップです。松のような収斂感を楽しめるホップです。

Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F/2.8S VR + SB700, ISO 200, F 3.0, SS 1/100 sec

実際に飲んでみます。飲む直前に気づいたんですがラガーじゃなくてセゾンスタイルなんですね (缶の左下に記載あり)。セゾンって言うのはベルギー発祥のスタイルで春ごろに仕込まれて夏に飲まれたタイプのビールです。自然酵母も影響していて少しスパイシーなのが特徴です。

実際に飲んでみるとまさにセゾンスタイル+Sorachi Aceでお互いの特徴が活きていて上手な仕上がりでした。今でこそ年中飲めますがやはり夏に向いてますね。けど、コンビニのビール売り場にあるからと、いわゆるジャパニーズラガーテイストを期待して飲むと眉をしかめてしまうんでしょうねぇ ^^;

ちなみにブルックリンラガー (写真右) という有名なビールも多分日本人受けしないんじゃないかな?結構甘いんで。

Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F/2.8S VR + SB700, ISO 200, F 3.0, SS 1/100 sec

ちなみにSorachi Aceを生かしたビールといえばこれが有名です。これもコンビニやスーパーに置いてありがちなので手に入れやすいビールです。松っぽいエースの風味を是非楽しんでくださいませ。

 

~千葉のブルワリー×2~

お次は千葉県の醸造所を2か所ご紹介です。館山の方に遊びに行った際に購入しました!

Leica Q (type 116) + C-PL filter, ISO 100, F 5.6, SS 1/60 sec

海が綺麗!

Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F/2.8S VR + SB700, ISO 200, F 3.0, SS 1/160 sec

まずKUJUKURI OCEANさん!ちょくちょく見かけつつあまり飲んだことのなかったんですよね。

九十九里ピルスナー

使用ホップはザーツ・ノーザンブルワリー・ケントゴールディング。ラガー製法らしいキリっとした先味というかタッチ。その後、酸味と甘みが顔を出しスッと消えるのが面白い。最終的にはモルトの香ばしさに帰結する楽しくもおいしいビールでした。

九十九里ペールエール

使用ホップはザーツ・ノーザンブルワリー・カスケード。往年のイギリスビールであるBass Pale Aleを彷彿とさせるイングリッシュスタイルのペースエールでした。アメリカンなpale aleが支配的なのですがこういうモルティな要素をしっかり残したクラシカルタイプも味がありますね ^^

Z6 + NIKKOR Z MC 105mm F/2.8S VR + SB700, ISO 200, F 3.0, SS 1/160 sec

お次は写真左の2本、鋸南ビールさんです。これはあまり知らなかった。いわゆるローカルブルワリーですね!でも、ここ、完成度高いです Σ(・□・;)

鋸南のWihte Ale>

例えばこの白は山椒+コリアンダー+甘夏を副原料と使用しています。素材こだわりすぎですよね。これだけの素材を上手にまとめていて驚きます。全体的にみずみずしく極めて軽やかなフレッシュな仕上がりでした♪

鋸南のsession smmer hazy>

こちらは地元の甘夏、夏みかんを使用しています。アメリカンなホップ爆発系ではなく落ち着いた仕上がりのhazy IPAで日本ならでは。お土産ビールには勿体無いクォリティですよ?地元産の素材なのでたくさんは作れないんでしょうけど全国区の味わいでした!今度行ったら必ずリピートします、鋸南ビールさん ^^b

 

~こねこ一匹~

最後は不定期的に発売される伊勢角屋さんの猫シリーズです。今回は度数3%の軽やかなペールエールです。

Leica Q (type 116), ISO 400, F 1.7,  SS 1/20 sec

iDAHO7 + CATホップのビール。当然飲みやすい。けど本格的なhazy IPAの濁った苦い甘みを感じられる。この度数でこの風味。見事です、伊勢門さん ^^

 

~おわりに&関連リンク~

ということで今回は、埼玉県のCOEDOさん、アメリカのブルックリン、千葉のKujukuriさん、千葉の鋸南さん、三重県の伊勢角屋さんのビールを紹介してみました~。特に鋸南ビールおいしかったなぁ。実力派です!ローカルマイクロブルワリーは訪れると自然にファンになっちゃいますけど実力があってこそですよね ^^b

そうそう、下の2つのマイクロブルワリーも素晴らしかったです!

 

tatsumo77.hatenablog.com