こんにちは、Circulation - Cameraです。
今回はちょっと真面目に風景写真の構図について記事を書いてみました。
風景写真を撮影するときには、
・前景 (近景)
・中景
・遠景
という3つの要素を分けて考えると構図を決めやすいと思っています。持論というか、今回のテーマなんですが、特に広角~超広角レンズを使用して風景写真を撮る場合、前景を意識することは特に有効だと思っています。
せっかく広角レンズを使っているのに「なんかスマホで撮ったような感じになっちゃった」というのは初心者あるあるではないでしょうか!?
それはひょっとしたら、
前景を見落としているから
かもしれませんよ!?
たとえばこの写真をご覧ください。
D810 + Carl Zeiss Milvus 2.8/21mm, ISO 100, F 9, SS 1/125 sec
なんとなく特徴がないというか、まさにスマホでパチリと撮影した写真って感じじゃないですか ^^;?
いや、別にスマホに何の恨みもないですが、せっかく一眼に重いレンズつけて歩いているのだから、もうちょっと味が欲しいというのが人情でしょう?
ではこちらはいかがでしょうか?
同じレンズで撮影した写真です。
D850 + Carl Zeiss Milvus 2.8/21mm, ISO 64, F 11, SS 0.5 sec
これは明らかにインパクトがありますよね (`・ω・´)
単に湖の朝焼けを撮影するだけでは平凡な一枚になっていたかもしれません。湖畔のボートを前景として活かしたことが印象的な写真にしてくれていると思うのです。
ということで!
もっと風景写真に拘ってみたいという方は風景を撮影するときには前景を捜してみましょう。そしてナイスな前景に出会えたら大成功の確率がグッと上がります!
ですが、実際に撮影現場でそう都合よく良い被写体力の強そうな前景に出会えるものではありません💦
なんなら足元には雑草とか生えていて邪魔だったり、
・
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ちょっと待った!
その雑草も案外良い前景になるかもしれませんよ!?
ということで今回は撮影現場でついつい見落としがちな前景について記事にしてみました。ちょっと長い記事になってしまいましたので興味のある方は時間のある時に読んで行ってやって下さい。
それではよろしくお願いします m(_ _)m
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