Z 6Ⅱ + NIKKOR Z 20mm F/1.8 S, ISO 1250, F 1.8, SS 13 sec
2022年9月2日午前0時。
ある男が標高3200m付近で
死にかけていた。
こんにちは、Circulation - Cameraです。今回は9月1日から2日にかけて富士山登山をした話を記事にしてみます ^^
長くなっちゃうので前半と後半の2回に分けてお送りしますね。今回は前半戦なので夜の登りです。そもそも今回の登山は旧友に誘われたのがきっかけです。自分にとっては初めての富士山登山でしたので無難に吉田口5合目から登りました。
( ・∇・) < 富士登山ルートの中で吉田ルートは定番!
〜吉田ルート〜
これは上空から富士山を見た画像です。富士山のほぼ真北にある富士スバルラインの終点 (五合目) まで車で行って、北東方向から富士山を登るルートです。
※ちなみに8月まではマイカー規制がありますのでご注意ください
そこから山頂までの距離は約7kmです。上図のようにグーグルマップで検索すると2時間とか出てきますが実際には6時間くらいはかかります。自分は途中、高山病になって休憩を挟んで8時間かけて登りました。。。きつかった。。。
~登り始め~
5合目から7合目までは比較的楽に歩けます。歩けちゃいます。それほど登りもきつくなく、酸素は下界よりも薄いけれど体力も余裕でありますしね。でもここはあまり急がずゆっくり行かないといけないところです。
下界を見下ろすと街明かりと雲海が重なって非常に美しかったです。
Z 6Ⅱ + NIKKOR Z 24-120mm F/4 S, ISO 800, F 4.0, SS 30 sec
ちなみに富士山のふもとは台風の影響で土砂降りでした。吉田口5合目まで登ると雲をつきぬけた感じです。
~Stars~
Z 6Ⅱ + NIKKOR Z 20mm F/1.8 S + Kenko ProSofton, ISO 1600, F 1.8, SS 15 sec
高い位置の雲も登っている最中はけてくれて星空も撮影できました。ちなみにこの日は軽量にしたかったので星撮影は20mm F1.8とソフトフィルターだけで勝負しました!
( ・∇・) < ここからの景色はまさに唯一無二でした!!
~高山病~
でもそこからが問題。。。8合目にさしかかったところで急激にめまい・息切れが発生。俗にいう高山病なのでしょう。絶望感凄いです (笑) これだけ高いところにいるので引き返すといってもなかなか難しく、登れば登るほど酸素も薄くなっていくという状況はなかなかメンタルにきます。
※登り道には上の写真のような宿泊可能な小屋が点在しています。そこの前のベンチとかで休憩がとれるようになっているのです。
~8合目~
この体調不良での8合目めっちゃきついです。
長いんですよね~、8合目。
どんだけつづくんじゃ (´゚д゚`)
_| ̄|○ < うぐっ、気持ち悪い。。
途中、本当にダウンしかかったんですが、一緒に登っていた友人が「30分くらい寝たらどうだ?」とアドバイスしてくれて、お言葉に甘えて20-30分間座って目を閉じていたんですよ。
Z 6Ⅱ + NIKKOR Z 20mm F/1.8 S, ISO 800, F 1.8, SS 20 sec
そうしたらどうも高地順応できたみたいで一定のペースで歩けるように回復しました💦
~回復したので星撮影も少し~
ほぼ無意識で撮影した星景写真たち (笑)
Z 6Ⅱ + NIKKOR Z 20mm F/1.8 S + Kenko ProSofton, ISO 1000, F 1.8, SS 20 sec
Z 6Ⅱ + NIKKOR Z 20mm F/1.8 S + Kenko ProSofton, ISO 1600, F 1.8, SS 15 sec
Z 6Ⅱ + NIKKOR Z 24-120mm F/4 S, ISO 1600, F 5.6, SS 30 sec
~9合目~
ここまでくればあと少し!ご来光を見に宿泊施設から出てくる登山客も増えてきて登るリズムもつきやすくなります。あと少し!のはずなんですが最後の最後に徐々に傾斜がきつくなるという罠があります (`・ω・´)💦
そこはもう気合で乗り切ってなんとか山頂に到着。ぬるいカップ麺でしたが最高にうまかった。
~おわりに&反省会&次回予告~
ということで富士山登山前編でした。
いやぁ、マジできつかったです ^^;
こんな目に遭わないためには、
① 五合目で1時間くらい休んで高地順応しておく
② 各休憩場所ではきちんと座って休憩する
③ 7合目まではひたすらゆっくり歩く
④ できれば8合目付近で宿をとって仮眠をとる
ということが重要だと思います。
けどいい体験になりましたし、
富士山からの星景写真なんてなかなか唯一無二なもの
ですから撮影できて良かったです♪
次回はこの続き、山頂編を書きたいと思います。
それでは今回はここで失礼します m(_ _)m