D850 + Sigma 105mm F1.4 DG HSM, ISO 400, F 2.2, SS 5 sec
2020年10月は約2年ぶりの火星と地球の接近のタイミングだったそうです。その結果、1等星よりも明るいマイナス等級の明るさとなり、都会でも簡単に見つけられます。
こちらの写真は、久々に星撮影に嬬恋に行った際に撮影したものです。Letter boxの上のモチーフにピントを合わせて、火星をアウトフォーカスにして構図に入れてあげました。
〜使用レンズ〜
今回の撮影で使用したレンズはSigmaの105mmです💡
普段は子供撮影にメインで使用するため、あんまりブログには作例が出てこないのですが、ボケ味の大変素晴らしいレンズです。イルミネーション撮影の時なんかは凄まじく重宝します。
まぁ、105mmの単焦点レンズで重量1700g・フロントフィルター径105mmという携行性のかけらもないレンズなのですけどね ( ̄▽ ̄;)
〜Making〜
とはいえ、この携行性ゼロのレンズをこの日はたまたま持って来ていましたので、こいつを採用です。ピントはモチーフの手〜ハートにマニュアルで合わせております (結果的にboxの"b"にもピントが合ったのはラッキーでした ^^b)。
F値はボケが円形に近くなり、かつ大きくボケるF 2.2を選択しました。ライトで一瞬照らしてモチーフが丁度良く写り、火星も充分明るく写せるように試行錯誤して最終的にISO 400でSS 5.0 secを選択しました。最後に照らし方を何回も変えて撮影。最終的に最もしっくりきたのはやや右下からのサイド光でした。
なお、ちょっとした豆知識ですが、フロントに装着するプロテクトフィルターの汚れや前玉の汚れはボケの中を汚くしてしまうのでフィルターは外して撮影しました。
〜火星に手紙を〜
D850 + Sigma 105mm F1.4 DG HSM, ISO 400, F 2.2, SS 5.0 sec
ということで今回の写真は接近した火星を背景に撮影した、ちょっと変わり種の星写真でした!火星が最接近したのは2020年の10月でしたが、2021年1月ごろまで夜空に存在感を感じられるようですよ💡
ちなみにこのレンズ、携行性こそ残念過ぎますが、ボケ味だけでなくピント面の解像感も相当素晴らしいので良ろしければ写真をクリックして、拡大して見てやってくださいませ ^^
それでは、今回はここで失礼いたします m(_ _)m