D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm + LPRF, ISO 1600, F 1.4, SS 15 sec
こんにちは、Circulation - Cameraです。先日、山中湖で白鳥を撮影してきました。とはいえ、ただ白鳥を撮るのではなく、御覧の通りちょっと趣向を凝らしてみました。そう、星空と白鳥のコラボです♪
~なかなか高い撮影難度~
この撮影は結構難しくて白鳥がそもそも岸近くで寝ていてくれないと始まりません。
(-_-;) < 運が悪いとどうしようもない。。。
白鳥を懐中電灯で照らすわけにもいかないのでピント合わせも難しいです。D850で撮るときは時々通るトラックの明かりを頼りにしたりピント位置をずらしたのを何カットか撮影してジャスピンゲットの努力をしていました ( ̄▽ ̄)
設定に関しましても、SSをあまり長くすると呼吸のせいでしょうか?白鳥がぶれてしまうんですよね。なのでSSは10 sec以内を目指しました。その分、ISO感度を上げて対応しますので微妙な設定の駆け引きも悩ましかったです。上の写真はたまたま15 secでも納得のいく写りになってくれましたけどね。
下の写真のように白鳥が動いてしまうともう一回やり直しですしね ^^;
ちなみにLPRF、すなわち光害カットフィルターも装着しています。
光害カットフィルターは街明かりの赤みをカットしてくれるフィルターです。そのため、フィルター無しよりも暗くなってしまうという副作用のあるフィルターです。フィルター無しだとこんな感じです。
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm, ISO 1600, F 1.6, SS 10 sec
これはこれでいいんですけど、やはり街明かりの赤さが鬱陶しいなぁと思い、白鳥をなるべく白くするためにも光害カットフィルターは必要だと感じました。
~場所は?~
山中湖の白鳥浜というところです。読んで字のごとしですね (笑)
ちょっと裏話的なことを言いますと、最初は上の地図の☆マークの場所から撮ろうと思っていました。昔、ここで早朝の白鳥さんに出会ったことあるんですよね。
Leica Q (type 116), ISO 200, F 5.6, SS 1/160 sec
なので実は最初ここに行ったのですが、残念ながら今年はお会いできず、事前に白鳥スポットとしてリサーチしていた白鳥浜に移動した感じです。
~Z9でも~
Z9 + NIKKOR Z 20mm F/1.8 S + Kenko Starry Night, ISO 1600, F 1.8, SS 15 sec
Z9にはスターナイトモードが搭載されているのでピント合わせはD850と比べて随分と楽でしたね。20mm F1.8はやはり星景撮影にぴったりのレンズです。白鳥にピントを合わせているので背景・星空はボケてくれて星の存在感が増しますよね。この写真はFlickrにアップしましたので良かったら拡大して見てやってくださいませ♪
~おわりに~
ということで白鳥と星空のコラボでした。この組み合わせは前から1回は撮ってみたかったんですよね。やってみるとピント合わせや設定が意外と難しくてちょっと焦りましたが、最終的にほぼイメージ通りに撮影できて一安心です。もう一種類、2月のうちに撮ってみたい星景写真があるんですけど、なかなか空が晴れなくて💦