こんにちは、Circulatoin - Cameraです。
今回は2月に撮影した2枚の富士山写真を御紹介です♪
どちらも夜の富士山を中望遠レンズで
撮影したものですが、
全く違う表情が撮れました ^^
~(1) Cloudy~
こちらは雲の隙間から富士山が顔を見せる瞬間を撮影しました。
D850 + Carl Zeiss Milvus (Planar) 1.4/85 mm, ISO 4000, F 1.6, SS 8.0 sec
この写真で最も注意したのは、
シャッタースピードです。
中望遠レンズともなれば、
星の日周運動がとても目立ちます!
例えばこちらの写真。
焦点距離15mmのレンズで80秒露光しています。
写真の右下の一部を拡大してみましょう。
星が線状になっているのが分かります。
焦点距離15mmの超広角レンズでこれですから、
中望遠レンズではもっともっと
目立ちやすい現象です。
ということで!
この時はSSを8.0 secにして撮影しました。
その分ISO感度は4000と高くなってしまいましたが、
そこはまぁ仕方なし!
D850の高感度耐性に全てを委ねます ( ̄▽ ̄)
~(2) Starry~
今度は雲一つない富士山を撮影♪
D850 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 800, F 2.8, SS 30 sec (20分間分を比較明合成)
こちらは逆に星の日周運動を目立たせるために
SS 30 secで撮影した写真を40枚、
比較明合成しております。
先ほどのCloudyの写真と違い、
SS 30 secですから、
ISO感度は800まで下げることができました💡
( ̄▽ ̄) < 先ほどはISO 4000
中望遠レンズで星を線状に描いたのは
今回が実は初めてでしたので、
星の軌跡が点線状にならないか心配していました💦
どういう事かと言うと、
例えばこの写真をご覧ください。
一部をアップしてみますとこんな感じ。
この写真は焦点距離55mmのレンズで撮影しました。
多分標準以上のレンズで星がアウトフォーカスの状態で
比較明合成するとこういうことになりやすいんでしょう。
今回は富士山も星空もピントが合っていましたから、
杞憂に済んでくれて良かったです💦
~撮影の注意点!~
中望遠レンズを用いて星写真を撮影する場合は、
無風の条件でないと無理です。
そして無風で湿気のある環境ですと、
レンズの曇りに注意しなくてはいけません。
(`・ω・´) < 冬の寒~い時期とかなら大丈夫なのですが…
そんなときはレンズヒーターがあると安心ですね~。
暑い日に冷たい飲み物を外に出すと、
水蒸気が結露してしまうのと同じ原理ですから、
レンズが環境よりも冷たくならないように
温めてあげるアイテムです。
~おわりに~
ということで、中望遠で切り取った
富士山の2つの顔を御紹介致しました ^^
2019年度冬シーズンは、
富士山のこの構図を狙いたかったので
撮影できて満足致しました♪
(・∀・) < しかもCloudyとStarry両方とも撮れるとは!
この写真を撮影したのはいずれも2月なのですが、
早いところ県境を越えて撮影に行けるように
なってほしいというのが正直なところです💦
(´・ω・`) < でも最近の新規コロナ罹患者数を見ると厳しいかなぁ
あ、私事ですが、娘が産まれてきましたので
ホテル暮らしは終了しました!
高ビリルビン血症のため
なかなか退院できなかったりして
まだほとんど会えていないのですが、
我が家に迎え入れる日が楽しみです ( ̄▽ ̄)
それでは今日はこの辺で失礼いたします m(_ _)m