Circulation - Camera

巡る季節を写真に残す! ~Since 2017-05-01~

【蓮撮影!】不忍池で学んだLotus撮影のコツ 2022年ver.

Z9 + AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR (350mm), ISO 400, F 8.0, SS 1/400 sec

こんにちは、Circulation - Cameraです。今回は蓮の写真をひたすら載っけていきますよ。蓮といえばヒマワリや朝顔などに並ぶ夏の代表的な花ですよね。蓮の花そのものは都内でもいろんなところで見られるのですが上野公園の不忍池は超有名です。

Z9 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 200, F 5.6, SS 1/200 sec

DSC_3124

立地条件的にこのように上野のビルと一緒に撮影することもできます。

Z9 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 200, F 2.0, SS 1/2000 sec

 


~蓮撮影のコツ~

自分が上野公園の蓮を撮影したのは今回で2回目です。

2017年のことですから5年も前なんですね!

結構びっくり Σ(・□・;)

その時の記事にも似たようなことを書いたのですが、蓮撮影には2つのコツがあります。1つは午前中に行くことです。これは有名なことですかね?蓮は午後には花が閉じてしまいますのでね。そしてもう1つは望遠レンズを持っていくことです!

Z9 + AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR, ISO 200, F 8.0, SS 1/250 sec

DSC_3071

蓮というのは沼地に咲くものですから基本的に足で構図を稼ぐということができません。なので望遠ズームが1本あると絶対に重宝します (`・ω・´)b

 

~あとは基本的なこと!~

あとは基本的な設定ですね。

① 風の程度によってSSを探る。

② ピントは花のどこに合わせるのかイメージする。

被写界深度やボケの程度をF値で調整する。

当たり前なことですけど、こういったことに気を使って撮影します。ISO感度は結果論で決めちゃえばいいと思います。日中の屋外ですから、よっぽど天気が悪くなければそこまでISO感度は上げなくて大丈夫でしょう。

Z9 + AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR, ISO 200, F 2.0, SS 1/2000 sec

こういう設定なんかは現場でじっくり調整すればいいんですけど、機材だけは現場ではどうにもならないので望遠レンズは是非持って行って下さいね。200mm以上の焦点距離でもバリバリ使えますから!

 

~Apo Sonnar 135mm~

ちなみに今回自分が持って行ったレンズは以下の2本です。

・AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR

Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm

どちらもNIKON FマウントレンズですがFtZ (Ⅱ) アダプターを使用すれば問題なくZマウントカメラでも使用できます。200-500mmも大変写りの良いレンズなんですが、Apo Sonnarは久々に持ち出してその写りの良さを再確認しました!

Z9 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 200, F 4.0, SS 1/640 sec

なんてことない日の丸写真ですけど、この発色、ピント面の解像感、ボケの質感。どれも一級品だと思います。ちなみにJPEG撮って出しです。特に調整する余地もなかったので ^^;

最近はNIKKOR Z 70-200mm F/2.8 S VRばかり使っていて防湿庫で眠っていましたが、焦点距離さえ合えば素晴らしい描写だなぁ。。。欠点はあくまで単焦点レンズということとオートフォーカスも手振れ補正もついていないということ (笑) そして重いんです。金属製なので920gもする。

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~ピント合わせは楽になった!~

まぁ、ピント合わせに関してはミラーレス機にマウントするようになって本当に楽になりました。フォーカスアシストがありますからね。Z9やZ6は合焦すると枠の色が緑色に変わります

ピントが合っていないときは赤色

合焦すると緑になります

一眼レフでも背面モニターなら採用されている技術ですが、ミラーレスはEVFでこれができますからね。ってか、望遠レンズ装着して一眼レフで背面液晶で手持ち撮影ってほぼしないですよね。

(`・ω・´) < したことないわけでは無いが。。。

 

~200-500mmだって!~

Z9 + AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR (360), ISO 400, F 8.0, SS 1/400 sec

なんだかApo Sonnarばっかり熱く語ってしまいましたが、もちろん200-500mmも負けていません!フルサイズ超望遠レンズ特有の深いボケ。そしてピント面は浮き上がるように描写されます。このレンズは開放F5.6通しですが、スイートスポットはF8だと思っています。F11が最も解像するというベンチテスト結果も眼にしますが、リアルに使用するならF11は少し暗いですから ^^;

 

〜蓮という名〜

ちなみに蓮の名の由来は蜂の巣のような花の中心部分の形状からだそうです。

 

 

〜あと3枚!〜

Z9 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 400, F 4.0, SS 1/400 sec

Z9 + AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR (340mm), ISO 200, F 8.0, SS 1/250 sec 

Z9 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 400, F 4.0, SS 1/2500 sec

DSC_3104

 

 

〜おわりに〜

ということで2022年夏に撮影した上野公園不忍池の蓮写真でした!タイトルは2017年の記事を意識してつけてみました。

午前中に望遠レンズで撮影する。このコツを知っていると格段に撮影しやすくなりますのでご参考に!それにしても蓮の花ってすごく綺麗な色や形をしていますよね。今回はそういう写真は撮れませんでしたけど、トンボとか小鳥とかがフレームインしてくれたらまた素敵でしょうね〜。

蓮の葉にとまる雀さんはいましたけど、蓮の花と一緒には撮れなかったな~。

惜しい!

それでは今回はここで失礼します m(_ _)m

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