先週末、ベルギービールウィークエンドに参加してきました!
ベルギーチョコやベルギーワッフルは有名ですが、ベルギービールってイメージ湧きますか??
私は人に説明するときこう説明しています。
「ドイツビールって有名でしょ?けどあそこは水・麦・ホップのみで作ったものがビールとして認められ、種類自体は意外と少ないです。まあ、日本もそうだけどね。それに対してベルギーではガンガン副原料を使います。チェリーや香草はもちろん蜂蜜でもチョコでも。そして作り方もとてもバリエーションに富んでいるんだ。例えば、ある谷に置いておいて、そこに潜む酵母で自然熟成させるビールなんかもあるんですよ。」
まあ、要するに非常に種類が多くて楽しいです。
そんなベルギービールを堪能できるビアフェスが日本でも定期開催されています。
これが「ベルギービールウィークエンド」です!
昔から存在は知っていましたが、なかなか縁がなく行ったことはありませんでした。
しかし今回、弟に誘われ (たのか強引について行ったのかは定かではありませんが)、横浜は山下公園まで行ってまいりました!
結論から言うと、超楽しかったです!
元町中華街駅で待ち合わせて山下公園に向かいます。場所はここです。
一方ベルギーはここです。いかに近場でベルギービールが堪能できるかわかりますね!
と言うのは冗談で、ここが山下公園です^^;
会場に着くとグラスとコインを購入します。
スターターセットというセットがあってグラスと10枚のコインがついてきます。
3100円です。
当日購入もできるし事前購入もできるみたいです。
グラスはこんなんです。
こちらがコインです。
会場内ではこのコインでベルギービールや食べ物を購入します。
コインは5枚1050円で適時追加購入できます。
すなわち1ペリカ、じゃなかった、1枚210円ですね。
ビールは3枚〜5枚で自分のグラスに注いでもらえます。度数が高いものやビンテージビールだと5枚必要になる傾向があるみたいです💡
看板にどのビールはコイン何枚か書いてあります。
ところでベルギービールは前述の通りバリエーションが多くて楽しいです。なんでも国家の人口は1000万人程度だというのに、すごい!
参考までにメリケンさんは3億2000万人いてもIPAばっかで、ジャップも1億2000万人いてもラガーばっかです (← 偏見?( ̄▽ ̄;))。
一方、ベルギービールの難点として、バリエーションが多い故に前知識がないとどこから頼めばいいのかわかりません。
そこでせっかくなので代表的なものを簡単に種類と特徴をまとめてみたのでご参照ください。
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・ベルジャンホワイトビール
大麦ではなく小麦を使用したビールです。基本的にとても飲みやすくビールが苦手な方にもお勧めできます。私見ですが、ヨーグルトやバナナのような爽やかな味わいです。ヒューガルデンホワイトやヴェデットは有名ですね。
・レッドビール
ベルギーのレッドビールはかなり酸味が強いです。デュシャス・ド・ブルゴーニュが有名と思います。
・トラピスト
かつて修道院で作られていた赤ワインのように濃厚な風味のビールです。中世当時は衛生環境が良くなく水よりもビールが安全で病人にも飲まれていたようです。トラピストビールを名乗れるのは限られた醸造所のみで世界11箇所に限られているようです。有名なのはシメイやオルヴァルでしょう。上の写真の中のロシュフォールやウェストマールもそうです。
※ウェストマール「ダブル」というようにダブルがつくと度数が6 (〜9)%という目安になります。トリプルは度数9 (〜12)%の目安です。
・アヴィ
トラピストビールではありませんが似たタイプのビールです。トラピストもそうですが基本的にアルコール度数高めです。
・セゾン
夏の農耕期に楽しめるよう冬場に作られたタイプのビールです。セゾンはシーズン、すなわち季節という意味ですね。度数5-6%くらいの軽くて飲みやすい、初夏にはぴったりのビールです。
Wikipediaから引用します:
慎重に培養した醸造用酵母を使って発酵させる製法と異なり、ランビックは自然発酵で造られる。自然発酵は、ブリュッセルを縦断するゼンネの谷に自然に生息すると言われている野生酵母とバクテリアにさらされることで起こる。
この記事の一番最初に説明した時に記載した、「ある谷に置いておいて、そこに潜む酵母で熟成させるビール」とはこのタイプを指します。強力な酸味が特徴で、一般的に連想するビールの味とは根本的に違います。
上の写真のエヒテクリーケンなんかはランビックですね。
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さて、会場のお話に戻します。
飲む場所は多くが立ち飲み席ですが、下の写真のような椅子もあります。
私たちは弟の用意してくれたレジャーシートに座って飲んでいました。
この日は日差しが強く、木陰に入れて良かったです。
最後の方はヒューガルデンホワイトを購入した場合、たまたま席が空いてたら座れる席でまったりしていました💡
会場内では音楽イベントなんかも行われていましたよ〜。ちなみにこの日の写真はほぼ全てCarl Zeiss Distagon 2.8/25mmをD610にマウントして撮影しました💡
久しく使っていなかった組み合わせですが、実は私がフルサイズに初めて足を踏み入れた組み合わせだったりして、なかなか思い出深い組み合わせです。
なお、グラスはリンサーでその都度洗えます。
さて、肝心のビールの感想ですが、非常に質が良くて驚きました!
これだけ多くのベルギービールが楽しめることはそうそうございません。
しかも生で楽しめる銘柄も数多く、すごいことです。
値段も3-5 (ペリカ) コインですから630-1050円と良心的だと思います。都内のレストランやbarでは平気で一杯1000円以上しますからね^^;
それでいてビールの質はことごとく良かったです!
大満足♩
どれもこれも美味しかったのですが個人的には天気が良かったのでセゾンがはまりましたね!堪能しました!
あ、ちなみにグラスは持って帰ることができて会場内にお持ち帰り用のビニール袋もあります。
様々な都市で開催されていまして時期もバラバラなので皆様も良かったらチェックしてみてください。こちらのホームページから確認できます。
https://belgianbeerweekend.jp/2017/ja
ちなみに札幌は6月末に大通公園で、東京は9月中旬に六本木で開催される予定みたいですよ💡
では今回はこんなところで!
会場の山下公園にバラがたくさん咲いていたのでついでに撮影してきました。
次回はそちらをご紹介します。
また宜しくお願いします!