Circulation - Camera

巡る季節を写真に残す! ~Since 2017-05-01~

カメラの豆知識 ~曇天・晴天・室内!Exposure Valueで明るさの違いを評価してみよう!~

~Introduction~

こんにちは、Circulation - Cameraです。今回は久しぶりにカメラの豆知識ネタです。今回のテーマは「環境の明るさの評価」です。まずはこちらの写真をご覧ください。

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御覧の通りピーカンのビーチで撮影した1枚です。

この写真はISO 100,  F 8.0, SS 1/640 secという設定で撮影されております。

※SS = シャッタースピード

さて、同じ設定で少し曇った日に撮影をすると下の写真のようになります。

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明らかに露出がアンダーですよね。

これをF値ISO感度を動かさずに、適正露出で撮影しようとするとこうなりました。

ISO 100, F 8.0, SS 1/640 sec ➡ ISO 100, F 8.0, SS 1/80 sec

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今度はこれと同じ設定で一歩だけ屋内に入った場所で撮影してみます。体感的にはほとんど明るさは変わらない場所ですが、こんなに暗くなってしまいます💦

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ISO 100, F 8.0のままですと、SSを1/80 secから1/20 secに変更してやっと下の写真のようになります (これでもまだアンダーですけどね ^^;)。

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人間の瞳は意識しなくても自動的に入ってくる光量を調整してくれます。なので屋外から屋内に移動しても「わ!急に暗くなった!どうしよう!!」とか感じないでしょうが、実は環境光ってかなり変化しているんですよね。

では具体的に晴れの日と曇りの日はどのくらい明るさが違うのでしょう?また、屋外と屋内はどれくらい明るさが違うのでしょう??

今回はそんな「環境光量の評価」をテーマに記事を書いてみました。私がこの手の記事を書くと毎度毎度のことなのですが、5000字近い長い記事になってしまいましたので、興味のある方は時間のある時にご覧くださいませ ^^;

それではよろしくお願いします m(_ _)m

 

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フクロウshots ~その12:ぴい子さん編~

こんにちは、Circulation - Cameraです。

今回は久々にフクロウさんの写真記事です。

自分はもともと風景写真好きなのですが、

時々動物も撮影しております。

ブログにそんな動物写真をアップしていたところ、

パン教室をされていてフクロウさんを飼っている

という面白いブロガーさん、このはずくさんから、

「良かったら撮影に来ませんか?」

と嬉しいお誘いを受けました!

ということで!

2月のとある休日にお邪魔してきました ^^

 

 

 

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ビール備忘録 その51 ~北海道の忽布古丹醸造所~

こんにちは、Circulation - Cameraです!

今回は久しぶりにビール記事です。

北海道から素晴らしいブルワリーさんが登場しました!

その名も、「忽布古丹醸造所」さんです!

え?

読めない?

北海道の地名と同様、確かに読みづらいですね ( ̄▽ ̄)

ホップコタンと読みます💡

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HOP KOTAN!

古丹 (こたん) とはアイヌ語で「集落」を意味します。

忽布 (ほっぷ) はビールの原料であるホップの漢字表記です。

北海道内で唯一、

ホップの商用栽培が行われている上富良野町醸造なので、

忽布古丹と名付けられたのでしょう💡

まだまだ道外では入手困難なのですが、

北海道に住んでいたころからお世話になっている

酒屋さんから何本か仕入れることができましたので

備忘録記事にさせて頂きました ^^

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2019年、梅雨写真サルベージ

こんにちは、Circulation - Cameraです。

6月も終わりということで、

1年前に散歩しながら撮影した梅雨の写真を

今回は載せてみたいと思います。

 

まずは紫陽花!

泣く子も黙る6月のド定番ですね ( ̄▽ ̄)

探すと意外とある、ハート形紫陽花♪

D850 + Tamron SP 90mm F/2.8 Di Macro 1:1 VC USD, ISO 250, F8, SS 1/125 sec

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2020年上半期ベスト10 (※ブログでアップした写真限定)

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こんにちは、Circulation - Cameraです!

2020年6月も終わりということなので、

毎年恒例の「上半期ベスト10」記事

書いてみました ( ̄▽ ̄)v

 

例年とちょっと違っていることは、 

1月~3月まで私用でブログをさぼっていたことや、

新型コロナウィルスの関係で

上半期に撮影したけれどもアップしていない写真

結構あるんですよね、実は ^^;

 

今回はそれらは選考対象にせずに 

今までブログにアップした写真の中で

ベスト10をノミネートしてみました~。

良かったら覗いていってやって下さいませ m(_ _)m

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NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sを作例を交えてレビューします! 〜星景から人物からマクロ的なものまで〜

~Introduction~

こんにちは、Circulation - Cameraです。

皆さんは超広角レンズを使っていますか??

超広角レンズはなかなか構図の整理が難しいという印象をお持ちの方もおられるかもしれません。特に単焦点の超広角レンズともなるとニッチなレンズとされることも少なくないかもしれませんね。

 

でもほら、iPhone 11proのようなスマートフォンでも超広角単焦点レンズが採用されているように意外と需要があるんですよ、超広角レンズ ( ̄▽ ̄;)

(`・ω・´) < ちなみにiPhone 11proの超広角は13mm相当らしいです。

 

え?

この記事を書いている自分はどうか?

私は結構星とかも撮る人間ですので単焦点の超広角レンズは使い慣れている方だと思っています。NIKON D850がメインカメラの自分は超広角レンズとして長らく、

Carl Zeiss Milvus (Distagon) 2.8/15mm

Carl Zeiss Milvus (Distagon) 2.8/21mm

の2本のレンズを使用してきました。

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この2本のレンズを駆使して多くの撮影を楽しんできたものです ( ̄▽ ̄)

Carl Zeiss Milvus (Distagon) 2.8/21mmの作例 (Kenko Pro-Softon filter使用)>

DSC_7652oのコピー

現在使用しているCarl Zeiss Milvus (Distagon) 2.8/21mmは非常に優秀なレンズで文言通り開放からガンガン使えるレンズなのですが、どうしても星を撮影していると「もっと明るいレンズが欲しいんだよなぁ…」という下心が出てくるものです ^^;

そんな自分にとってZマウント初の超広角単焦点レンズであるNIKKOR Z 20mm f/1.8Sは非常に興味深い存在でした。

また、2020年6月現在、我が家には1歳児と0歳児がおります。21mmで撮り慣れている経験から、20mmなら超広角とは言え歪みが少ないという印象を持っていましたので、ポトレ目的にも使えるかもという期待もありました。

ということで!

発売日に購入!!

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結論から申しますと、現代的で素晴らしい完成度のレンズです。3か月ほど使用してみましたので、ちょっと気合い入れてレビュー記事を書いてみました。…気合い入れすぎて5000字近い長い記事になってしまいましたが、興味のある方は良かったら見て行って下さいませ💦

それではよろしくお願いします m(_ _)m

 

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【写真一発!】回天 ~version 2.0~

D810 + AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED, ISO 4000, F 4.5, SS 30 sec, 40分間撮影し比較明合成

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こんにちは、Circulation - Cameraです!

群馬県嬬恋 (つまごい) で撮影したこの写真。結構気に入っているのですが、愛着故にか逆にアップするのが遅くなってしまいました ^^;

さて、嬬恋には何回かお邪魔させてもらっており、いつも楽しい夜を過ごさせて頂いております。フォトジェニックな被写体の多いこの土地で特に目を引くのがこのラッパ吹きの銅像です。

魚眼レンズでこの印象的なモチーフを下から煽って撮影してみたい!」

前々からそう思っていたのですが、その夢を遂に実現させることができた1枚です。

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