Circulation - Camera

巡る季節を写真に残す! ~Since 2017-05-01~

ソフトフィルターで撮る星座!

先日、久しぶりに星撮影をしてきました💡

場所は山梨県本栖湖

本栖湖はこれまでも何度か訪れていまして、

2017年の最終撮影もここでした♫

tatsumo77.hatenablog.com

そんな本栖湖にて、

初のソフトフィルターでの星撮影

を敢行して参りました!

(`・ω・´)b

以前から、星撮影とソフトフィルターは相性が良いと聞いておりました。

しかし、いざ使ってみると癖があって、考えなしにフィルターを使用すれば良いという単純なものではありませんでした💦

ということで、今回はフィルターを使用した星撮影で気づいたことを、作例を交えて記事にしてみました♫

それではよろしくお願いします m(_ _)m

 

〜フィルターへの期待〜

f:id:tatsumo77:20180107140119p:plain

今年導入したソフトフィルター٩( ᐛ )و

イルミネーション撮影でさっそく活躍してくれました♫

冒頭にもお話ししたように、このフィルターは星撮影にも有効と聞きます。

星にソフト効果をかけて、

星を目立たせてくれる効果が期待できるわけです ヽ(´▽`)/

満天の星空がさらに煌びやかに!?

どんな結果になったのか!?

さっそく見てみましょう♫

 

D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm (+ Kenko ProSofton), ISO 1280, F 1.8, SS 13 sec 

DSC_3730のコピー

ん??

うーん、こんなもの? (笑)

いや、悪い写真ではないです!

ですが個人的には、もっと星が目立つようになると期待していました💦

 

ここで気づいたことがあります!

∑(゚Д゚) 💡

それは…っ!

「目立つ星ほど目立つようになる」

ということです!

つまり、「見えないほど小さな星の光も目立つようになる」ではなく、「もともと大きな星がより目立つようになる」ということです。

 

 

〜写る星の数が増えるのではない!〜

てっきりソフトフィルターによって、

写る星の数が増すと思ってました (笑)

でも実際に期待できるのは

「目立つ星がより目立つ効果」

のようです _φ(・_・

いやぁ、勉強になります💦

 

 

〜もう1つの気づき〜

あと、もう一つ気づいたこと!

それは…っ!

「余分な明かりが増幅されてしまう」

ということです。

例えばこの写真をご覧ください。

DSC_3738

星よりも街明かりがソフトフィルターで増幅されて目立ちます。

なので、街灯など余計な光が入り込む時には使用を控えた方がいいかもしれません💦

 

 

〜星座との相性はGOOD!〜

思ったよりも派手な効果が得られなかったので、ちょっと焦ります (笑)

しかし!

目立つ星がより目立つのなら、

星座と相性がいいのでは!?

そう考え、空だけに向かってレンズを向けてみました (`・ω・´)b

 

<オリオン座>

D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm (+ Kenko Softon), ISO 1250, F 1.8, SS 8 sec

DSC_3735のコピー

おお!

くっきり映りますね!

これはnice! ٩( ᐛ )و

 

<北斗七星>

D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm (+ Kenko Softon), ISO 1250, F 1.8, SS 13 sec

DSC_3740のコピー

 ヒャッハー!

北斗七星もくっきりだぜ!

へっ!死兆星まで見えてやがる (笑)

 

 

〜突然の「北斗の拳talk」〜

突然だが、北斗の拳ファンのうぬら、こんにちは。

え?読んだことない??

ぬぅ!

構わぬ、少し語って見せようぞ!

死兆星についてっ!!

死兆星とは北斗七星の脇に輝く星のこと。

北斗の拳」の設定では、

この星が見えた時、

その者の死期が近いと言う。。。

実はこの星、実在するのである!

その名は「アルコル」

これである。

DSC_3740のコピー2

拡大しよう。

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ミザールという星の傍らにあり、現実世界でも眼の良い人なら肉眼で確認できるという。つまり現実世界では、むしろこれが見えるということは死期が近いのではなく、目が良い証拠なのである

アタァ!

 

 

〜その他の作例〜

閑話休題

北斗の拳の話はここまでにします (笑)

最後にこの日の他の作例をいくつか載せておきますね ^^;

 

近くの精進湖にも立ち寄りました。

湖面に星が反射しています。

もっと、活用したい現象ですが、この日は良いアイディアが思い浮かばず💦

DSC_3753

 

ちなみに湖は半分凍っていました💡

ここ数日の寒波でもっと凍っているのではないでしょうか?

D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm, ISO 3200, F 1.4, SS 6 sec

DSC_3757

 

午前2時近くなり、ちょっとずつ雲が出てきたので、帰路につきます (`・ω・´)b

DSC_3771のコピー

 

最後に車にピントを合わせてみました。このようにF値を小さくして、背景の星をぼかしてやると、ソフトフィルターがなくても星は大きく写ります

D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm, ISO 1250, F 1.8, SS 20 sec

DSC_3766のコピー

 

 

 

〜まとめ〜

と言うことで初のソフトフィルター星撮影でした!

今回学んだのは以下の2点です。

(1) 写る星の数が増えるのではなく、目立つ星がより目立つようになる。

(2) 街灯など余計な明かりも増幅されるので注意する。

_φ( ̄ー ̄ )

※あと、上では触れませんでしたが、広角レンズほどソフト効果は目立たなくなる印象です。

 

これからもこういった特徴を生かして撮影頑張りたいと思います ^^b

また、星撮影にソフトフィルターを導入したばかりの初心者の意見ですので、ご指摘がございましたら是非コメントにお願い致します!勉強させて下さい。

それではまた次回、よろしくお願いします m(_ _)m

 

 

~関連リンク~

ソフトフィルターで初めてイルミネーションを撮影した記事はこちらです♪

tatsumo77.hatenablog.com