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巡る季節を写真に残す! ~Since 2017-05-01~

不忍池で学んだLotus撮影のコツ

Lotusとは蓮 (ハス) のことです。

ちょっと前のことになりますが上野公園にある不忍池 (しのばずのいけ) に蓮を撮影に行ってきました💡

 

不忍池のざっくりとした場所はここです。

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東京駅からも程近い、JR上野駅から徒歩10分くらいの立地です。

この地図で見ても結構大きな池だと思いませんか!?

この池一面がハスだらけなのです!

思ったより大規模な蓮池で驚きました Σ(・□・;)

 

蓮は朝に咲く花なので始発電車で向かいましたが、じっくりと蓮を撮影することができ、いろいろな発見もあって大変楽しかったです

早起きして良かった♫

せっかくなので撮影中に思ったことや工夫したことも交えて写真を紹介いたします。

 

それではよろしくお願いします m(_ _)m

 

〜曇りの日でも大丈夫!〜

この日は

Carl Zeiss Milvus (Makro Planar) 2/100 mm

・AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

の2本のレンズを持って行きました。

 

とりあえず一枚撮影。

D810 + Carl Zeiss Milvus (Makro Planar) 2/100 mm, ISO 160, F 2.2, SS 1/500 sec

DSC_1098

ハスは発色がいいのでややローキーで撮影するとよさそうですね。

Makro Planarの発色の良さと相性抜群です♫

あまり日差しが強いとこの色は出ないかも知れないので、意外と曇りの日と相性がいい花なのかも知れません💡

※ただし、風が強いと撮影しづらいと思います ^^;

似たような発想で撮影した写真を、もう一枚縦構図で載せておきます。

DSC_1104

 

〜視点を変えて〜

ハスは目線よりも低めに咲く花なので、意識しないと俯瞰構図になりがちです。

そこで「アクセントをつけるために角度を変えて撮影するのもいいかな」と思い、この写真は下から煽ってみました💡

曇り空の白さが花弁に透けて、いい感じになってくれました (`・ω・´)b

D810 + Carl Zeiss Milvus (Makro Planar) 2/100 mm, ISO 250, F 2.2, SS 1/500 sec

DSC_1143o

ただ、実は結構厳しい態勢で撮影しているので、こういう時はチルトモニターがあるといいのにな、と思います ^^;

 

〜副題を入れる その1〜

アングルを工夫する以外に、何か副題を入れることも写真にアクセントを与える定番の方法ですよね!

都会なのでビル群を背景にしてみました💡

曇り空や無機質なビル群と、色鮮やかで有機質な蓮の葉や花の対比ができました。

D810 + Carl Zeiss Milvus (Makro Planar) 2/100 mm, ISO 200, F 2.5, SS 1/400 sec

DSC_1054o

 

〜望遠レンズが有効!〜

次にAF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRの作例を掲載しましょう。

蓮は池に咲く花なので、なかなか近づけません💦

そのため望遠レンズは有効です。

300mmくらいあってもいいかも知れないなぁ、と思いながら撮影した記憶があります。

D810 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR, ISO 250, F 4.5, SS 1/400 sec

DSC_1172

蓮の葉には結構ゴミが落ちています ^^;

望遠レンズはそれらを構図に入れないように切り取ることも容易にさせてくれました。

 

〜副題とともに その2〜

蓮池には、蜂が多いです

人間を襲ってくる様子はなかったのですが注意が必要です。

注意しつつ、写真に活用できないか試してみました。

マニュアルフォーカスレンズのMakro Planarでこれは結構頑張りました💦

※蜂が苦手でなければ拡大して見てやって下さい ^^

D810 + Carl Zeiss Milvus (Makro Planar) 2/100 mm, ISO 400, F 2.5, SS 1/320 sec

DSC_1059

よく考えてみると、どっちが主題でどっちが副題か曖昧ですけど ^^;

 

〜蓮と睡蓮の違い〜

唐突ですが、蓮と睡蓮って紛らわしくないですか ??

名前もそうですが、それ以外にも紛らわしい共通点があります。

・いずれも水底の泥に根を張り、水面に葉と花を展開する点

・いずれも朝に花弁が開き午後になると閉じ、これを3-4日繰り返して寿命を迎える短命な花である点

ちょっと違いをみてみましょう💡

(1) 学名、英名

蓮は学名がNelumbo nuciferaで英名がLotusです。

睡蓮は学名がNymphaeaで英名がWater lilyです。

英名だと全然違いますね!

(2) 花の位置

蓮は茎が長く背が高い。一方で睡蓮は水面ギリギリに咲きます。

(3) 葉の形態

蓮は円形です。睡蓮は葉に切れ込みが入っています。

(4) 根の食用性

蓮の根は蓮根として食べられる。一方、睡蓮は食用には向きません。

 

ざっと違いをまとめてみました。

しかし世の中にはこんな言葉があります。

「百聞は一見に如かず」

こちらは別の日に撮影した睡蓮の写真です。

今日掲載した蓮の花と比べると、全然別物ですね ( ̄▽ ̄;)

DSC_9057

 

 

〜蓮写真〜 

最後に蓮の写真をいくつか連打しておきます♪

DSC_1105

DSC_1096のコピー

DSC_1142

DSC_1185

 

〜おわりに&次回予告〜

今回は久しぶりに花の写真をブログに載せました💡

今年はひまわり撮れなかったので、紫陽花以来でしょう。

ちなみに今回のタイトルは7月に書いたこの記事のタイトルをもじりました。

tatsumo77.hatenablog.com

この氷川神社に訪れた日もそうだったのですが、7月は結構晴れていたんです。

今年の8月はちょっとひどいですね ^^;

ひまわりを撮りに行けなかった要因の一つです。

まだまだ天候不順が続くようなので、みなさまもお気をつけて!

 

次回は、東京は目黒の「雅叙園というところでの写真をアップする予定です♪

またよろしくお願いします m(_ _)m