こんにちは、Circulation - Cameraです。
2020年2月の話なのですが、
個人的には久しぶりになる
星景写真撮影に行って参りました ^^
この日の真の目的地は長野県小南町だったのですが、
GPS先生曰く「AM1時くらいにならないと晴れない」
ということでしたので、
中央道を富士吉田ICでいったん降りて
精進湖で時間をつぶすことにしました。
いわゆる富士五湖の1つですね💡
精進湖はこちらにあります↓
~到着、、、しかし!?~
23時ごろ、精進湖に無事到着♪
さ~て、久々の星撮影!
頑張ろう!!
(・∀・) < ここは富士山が良く見えるんだよなぁ
って、雲っとるやないか~い!!
正確には頭上は天気予報通り
晴れていたのですが、
富士山にはすっぽりと雲がかぶっている状態💦
(-_-;) < そうきたか。。。
でも、慌てるにはまだ早い!実際着いたばかりだし
~魚眼レンズで夜を撮る~
ということで、時間つぶしに、
2019年に購入して、
実はまだ使っていない (!?)
魚眼レンズを試してみることにしました!
D850 + AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED, ISO 5000, F 4.5, SS 20 sec
おお、結構良く写るな、このレンズ!!
魚眼レンズで星撮影は久しぶりでした!
カメラを初めて1~2年、
まだ北海道に住んでいたころは
結構魚眼レンズを使っていたように思います。
しかし、フルサイズに移行してから、
魚眼で撮影ってしていませんでしたから、
魚眼レンズで夜の風景を撮るのは
実に8年ぶりと言ったところ💦
~NIKON's Fisheye~
せっかくなので、このレンズをちょっと御紹介です。
その名は、
AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED
2017年に発売されたレンズです。
超広角を写すことのできる魚眼なので、
SSを長くしてもあまり星の動きは目立たちません。
(`・ω・´) < 30秒くらいまでは個人的には許容範囲かな。
とはいえ、開放F値1.4~2.8のレンズと比べると
暗いレンズであることは確かなので、
ISO感度を結構高める必要がありました。
※この写真もISO 5000を選択しています。
となると、「開放から使えないと厳しいなぁ」
と思っていましたが、
収差はそれほど目立たず安心しました。
ちょっと拡大してみましょっか💡
<中央付近を拡大>
<左上を拡大>
あと、この写真を撮ったのが2020年2月1日で、
この記事を書いているのが5月ですから、
約3か月間いろいろな被写体を撮ってみましたが、
解像感が優れているだけでなく、
色乗りがとてもいいレンズでもあると感じました💡
^^; < 夜の写真じゃいまいちピンとこないと思いますけども。。。
また作例をアップしていきたいと思います ( ̄▽ ̄)
~魚眼レンズ豆知識~
ちなみに、ちょっと脱線しますが、
魚眼レンズについてちょっと語ってみます。
魚眼レンズは画像の歪曲を
敢えて残した超広角レンズと言えます。
なので同じ焦点距離のレンズでも
超広角レンズよりも魚眼レンズの方が
写すことのできる範囲は広くなります。
例えば同じ焦点距離15mmのレンズでも
超広角レンズより魚眼レンズの方が
写せる範囲は広いといった具合です。
そんな魚眼レンズには
・対角魚眼
・全周魚眼
の2種類があります。
対角魚眼は本日最初にアップしたこの写真のように、
フィルムやセンサー全体に画像を写し込める魚眼レンズです。
一方、円周魚眼は円状に画像を写し、
レンズの180度前方にあるもの全てが、
円状に均一な明るさで収まります。
歴史的にはこっちの方が古くて、
気象観測用に作られたといいます💡
で!
実はこのレンズ、
という面白いレンズなのです💡
レンズを真上に向けて全周で撮るとこんな感じ!
D850 + AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED, ISO 5000, F 3.5, SS 25 sec
一瞬、「なんじゃこりゃ?」って
思われるでしょうが、
Flickrにupしてありますので
画像をクリックして拡大して見て下さい。
「レンズの前方180度が全て写っている」
という意味がご理解いただけると思います。
つまりAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDは、
というちょっと特徴的なレンズなんですな ( ̄▽ ̄)
~再び対角魚眼で~
魚眼レンズも久々でしたが、
雪のある景色も久々だったので
ホワイトバランスは敢えて
青白くなるように調整してみました。
いやぁ、魚眼いいなぁ。
けど湾曲がどうしてもつきものなので、
建物が入っていると使いにくいかな!
なんにせよ、また作例アップしていきます ^^
~富士山は?~
最初に御話ししたように富士山は曇っていて
最初全く見えなかったのですが、
魚眼レンズで遊んでいたら、
途中一瞬顔を出してくれたのでパチリ!
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm, ISO 3200, F 2.0, SS 8.0 sec
富士山頂が印象的に感じたので、
せっかくなので中望遠レンズでも♪
D850 + Carl Zeiss Milvus (Planar) 1.4/85 mm, ISO 4000, F 1.6, SS 8.0 sec
お!!
これはこれで雲が良い味出しているな!
結構気に入った写真になりました ^^b
この写真ではSSは8.0 secにして、
なるべく星の動きが目立たないように工夫しました。
~おわりに&次回予告~
ということで2020年2月1日に撮影した
星景写真でした!
超久々に魚眼レンズで夜を撮影しました。
星撮影用にしては暗めなのですが、
開放から充分作品作りに使える性能で安心しました!
またちょこちょこと作例をアップしていきますので
良かったらまた見に来てくださいね♪
次回はこの続き!
この夜の本当の目的地、
「小海町」を御紹介です!
それでは今日はこの辺で m(_ _)m