前回ご紹介した永代橋付近で屋形船レーザービームの撮影を楽しんだ後に、近くの箱崎ジャンクションに赴きました。橋から徒歩数分です。
前の記事にも書きましたが、今回は以下のレンズを持っていきました。
・Carl Zeiss Distagon 2.8/15mm
・Carl Zeiss Milvus 2.8/21mm
・AF-S NIKKOR 24-70mm f2.8/E ED VR
古くからの言い伝えの通り (^^;?)、
ジャンクションと超広角は相性抜群です!
ここでは15mmが活躍してくれました 🙌
まずは高速道路を走り下りてくる車のヘッドライトをレーザービームに変えて疾走感が出るように撮影しました♫
超広角レンズは逆光耐性が極めて重要です。
強い光源が構図に入りやすいため、フレアーやゴーストが出現しやすいのです。
・フレアー:逆光の影響で画面に霞がかかったようになる現象
・ゴースト:逆光の影響で本来存在しない形のある光が映り込む現象
例えばこの写真は大きなゴーストが出ています。
ただ、フレアーもゴーストも決して存在してはいけないものではありません!
フレアーを活用してふわっとした写真を撮影することも可能です。むしろそういう写真も人気があってフレアーの出やすいオールドレンズを好んで使用する方もおられます。
また、ゴーストも逆手に取って眩しさなどを表現することもできます。
上の写真も、ゴーストが眩しさを表現してくれていると思っています💡
※余談ですが、単に悪影響を与えるゴーストのことを私は冗談で悪霊と呼んでいます ( ̄∇ ̄)
・・・さて、くだらないことを言っていないで場所を移します💦
ジャンクションといえば入り組んだ高速道路と光芒が魅力ですよね d( ̄  ̄)
D810 + Carl Zeiss Distagon 2.8/15mm, ISO 100, F 9, SS 10 sec
それにしても超広角レンズは気持ちいいです♫
ストレス解消になります ^^
光源周囲にちょっとゴースト出てますけどね ( ̄▽ ̄)
交差点の反対からも撮影してみました💡
入り組んだ道路が格好いいです!
ちなみにフレアーやゴーストは絞りを開放側にすると軽減できます。
ただし、その分、光芒 (光源の周りのウニウニした光の線) が小さくなってしまうのでそのあたりは落とし所を探る感じになります。
また、構図内に強い光源がある場合は無意味ですが、構図外の光の影響はレンズフードで軽減できますよ💡
〜1枚だけ東京駅周辺も〜
その後、帰宅がてら東京駅丸の内側に移動しました。
丸の内側の煉瓦作りの駅舎は普段ライトアップされていますが、22時も回るとさすがに消灯していました ^^;
駅舎の反対側の新丸ビルなどを撮影しこの日は終了です。
緑のタクシーの光跡が入るように工夫しました ( ̄∇ ̄)
D810 + Carl Zeiss Distagon 2.8/15mm, ISO 100, F 11, SS 20 sec
〜まとめ〜
超広角に限らず逆光条件での撮影にはフレアーやゴーストはつきものです。
ただし、これらは決して絶対悪ではありません。
フレアーでふんわりとした雰囲気にしたり、ゴーストを眩しさの表現として活用したりするのは常套手段でしょう。
最近のレンズは逆光耐性が高く、フレアーやゴーストは出現しにくくなっています。そのため、敢えてフレアーやゴーストが出やすいオールドレンズを好む方もいらっしゃるくらいです。
しかし、これらは望まぬ条件で出現すれば害悪になります。
フレアーやゴーストを低減させるための対処方法にはこのようなものがあります。
ご参考になれば幸いです m(_ _)m
① レンズフードの使用
(今日は触れませんでしたがハレ切りも◎)
② F値を小さくする
③ プロテクトフィルターを外す
④ 構図そのものを変更する
〜次回予告〜
最近立て続けに三脚を使用した夜景写真を掲載しました💡
そこで次回はカメラの豆知識で「三脚選びの方法」というテーマで考えています。
それではまた、よろしくお願いします m(_ _)m
※完全に余談で話は全然変わりますが、お盆も過ぎてコンビニやスーパーにキリン秋味が出始めましたね!
「秋味」は大手ビールメーカーの季節ものでは一番好きで、毎年楽しみなのです♪
ウナギの白焼きと、パチリ (Ricoh GRにて撮影)