Z6 + NIKKOR Z 14-30mm F4S + ND400 + half ND filter 0.9, ISO 100, F 16.0, SS 30 sec
こんにちは、Circulation - Cameraです!
今回は朝焼け写真の御紹介です。場所は千葉県の東浪見海岸。結構いろいろ考えながら撮影した1枚なのでちょっとだけ語らせてやって下さいませ m(_ _)m
~超広角、前景を探せ!!~
ただ朝焼けを撮影しても面白みに欠けるので何か前景になりそうなものがないかなぁと逡巡していたところ、足元に貝殻が転がっていることに気づきました。三脚を低くして超広角レンズ (焦点距離22mmを採用) でググっと寄ってみました。F値は16まで絞って、ピントはマニュアルで手前の貝殻に合わせました。
普通に撮影したら空が白飛びしますからハーフNDフィルターを使用しています。この日、海の中には何名かサーファーがいたのですが、ND400をハーフNDに重ねることで30秒間の長時間露光を稼いで、人物をかき消すことに成功しました ( ̄▽ ̄)
~視線の誘導~
最後に朝日でできた光の道に貝殻が来るように構図を整理して出来上がりです♪
Z6 + NIKKOR Z 14-30mm F4S + ND400 + half ND filter 0.9, ISO 100, F 16.0, SS 30 sec
どうでしょうか?
朝焼けや長時間露光のおかげでフラットになった海の状態は非現実的でそれなりに印象的ですがちょっと解像感に欠けます。そこでがっちりとピントを合わせた貝殻を朝日でできた一本道の先にセットして解像感や安定感を持たせた1枚です。
余談ですが、今回は貝殻を前景の被写体に選びましたが、流木なんかもこの手の構図に似合いますよね💡
~おわりに~
この日は事前にどんな写真を撮ろうかあまり考えておらず、何となく朝焼けを見に来たんですよね。改めて思いましたが、風景写真をアドリブで撮影するのは結構難しいものです ^^;
そんな中で超広角レンズを使用するときには前景を何か配置するとうまくいくという引き出しが自分の中にあったので、そこから発想をスタートさせ、貝殻を発見してうまいこと朝日とコラボレーションさせることができたなぁと自己満しております (´▽`)b
ちなみに小さな被写体や狭い空間ほど超広角レンズは実は役に立つというのが持論でして、それも今回の写真の構図選択に役立ったような気がします。今度そこんところにもう少し深入りした記事も書いてみようかと思います ^^
( ̄▽ ̄) < 長い記事になりそうだなぁ。。。
それでは今回はここで失礼いたします m(_ _)m