Circulation - Camera

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2021年Corn moon ~風景写真の常識を超えていけ~

D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR, ISO 1000, F8, SS 1/100 sec

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こんにちは、Circulation - Cameraです。9月の満月は英語圏ではCorn moonまたはHarvest moonと言うそうです。日本では中秋の名月と言いますね。満月は何月でも晴れていれば見れますが、秋の月というのは和洋問わず農業行事と結びつき特別視されてきたことは興味深いなと感じます。

それはそうと今年もせっかく満月期に晴れの日があったので撮影に行ってきました (撮影日は2021年9月20日中秋の名月は9月21日)。場所は横浜の臨港パーク横浜駅の徒歩圏内です。

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パークの南東、ちょうど満月が上がってくる方向とベイブリッジが重なるのでここから撮影することに決めました💡

 

~風景写真の常識を超える~

なんとなく風景写真には「三脚を使うべきもの」「ISO 100のような低ISO感度で撮影するべきもの」「F値は絞って撮影するべきもの」という常識がありませんか?

基本を大切にすることは大事です。それは勉強でもスポーツでも写真でもそう。ただし、時に基本や常識は呪縛となることもあります。現場では基本を押さえつつ臨機応変に動く必要があります

D850 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR, ISO 1000, F8, SS 1/100 sec

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この写真は35mm換算で約400mmで撮影されています。月は動く被写体ですからSSは速めに設定しないと動いてしまいます。なのでSS 1/100 secを選択しました。このレンズは手振れ補正機能onなら、このSSでは手振れしないことを知っていました。三脚は構図を練るのに便利ですが相手もゆっくりとはいえ動く被写体。いろんな位置から撮影するのに三脚はかえって足手まといと考え、持ってきましたが使用しませんでした

このレンズの最小F値は5.6ですがF 8.0まで絞ると解像感がグッと増すレンズなのでF 8.0で撮影。結果、ISO感度は1000となりました

 

~Another shot~

Z6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S, ISO 100, F 2.8, SS 1/100 sec

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こちらは焦点距離200mmで撮影したショットです。Zマウント用の70-200mmで撮影。このレンズは解放のF 2.8でも素晴らしい解像感を発揮してくれるレンズです。そのため敢えて絞らずに解放で撮影致しました。手振れ補正も良好でSS 1/100 secなら余裕で手振れしません。結果論としてISO 100で撮影できました。

ちなみにRAW現像は敢えて少し暗めに仕上げました。あまり明るく現像すると月夜っぽくなくなっちゃいますので💡

 

~おわりに~

風景写真における「三脚を使うべきもの」「ISO 100のような低ISO感度で撮影するべきもの」「F値は絞って撮影するべきもの」という常識は時に呪縛になります。

被写体の特性 (今回で言うと月は動くものという特性) や機材の特徴 (今回で言うと手振れ補正の効き具合やF値のスイートスポット) を理解して、常識に良い意味でとらわれず撮影できたような気がしたので今回の記事を書かせていただきました ^^b

また今度改めて「風景写真の常識」に関しては記事を書いてみたいなと思います!それでは今回はここで失礼いたします m(_ _)m