<トピック「ベストショット」について>
最近皆さんがやっているので私も便乗して見ました( ̄∇ ̄)b
でもこれ、いざやってみると難しいですね。
「傑作ばっかりで絞れませんよ~」
っていう訳では決してなく^^;
このテーマは「自分にとって何がいい写真か?」という問いでもあるのから難しいのかもしれません。
私の場合、カメラを勉強すればするほど写真を撮れば撮るほど、写真は理論と感性の融合だと思うんです。
感性を基準で選ぶのはなかなか難しいので、今回の選考基準は「(あまり) 偶然に頼らずちゃんと考えて上手く行った写真」にしてみました。
ジョジョ風に言うと、こんな感じの写真です。
※単行本第12巻より引用
すいません、ジョジョ風に言う必要なかったです^^;
まあ、それはそうと、そういう基準で上半期best 10です!
なお、順番は適当です( ̄+ー ̄)
(1) チューリップ × イルミネーション
何回かブログに載せている写真です。1月に江の島で撮影しました。
江の島では冬にイルミネーションをしていてチューリップがたくさん咲いています。
この写真は三脚にカメラを据えていますのでF値を絞ろうと思えば絞れましたが、ボケを強調したかったので敢えてF 1.4で撮影しました。
D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm ISO 100, F 1.4, SS 1/50 sec
(2) 春の訪れ
春というと咲き誇る桜や梅が王道ですが、やっと春めいてきた雰囲気を花を使わずに出せたらいいなと考えながら撮影しました。河川敷は冬の様相ですが革ジャン羽織るくらいでピクニックできるのはこの時期ならではですよね?
アウトフォーカスが河川敷であることがわかるように、被写体を浮き上がらせたいシチュエーションですが敢えてF 3.2で撮影しました。ISO 200にしたのは、フォーカスを当てた嫁さんがちょっとくらい動いてもぶれないようにするため、、、だと思います^^;
派手さはありませんが気に入っている写真です。
D610 + Carl Zeiss Milvus (Makro Planer 2/100mm) ISO 200, F 3.2, 1/2000
(3) 朝露
近所の公園で撮影しました。
朝日が当たる角度と風の向きを計算し撮影しました。マクロ撮影したことある方なら分かると思いますが。ちょっとした風で盛大に被写体ブレをおこします。この日も花が揺れないように風上に傘を置いて風除けして、気持ちISO感度を上げました。
D810 + Carl Zeiss Milvus (Makro Planer) 2/100mm ISO 160, F 3.2, SS 1/250 sec
(4) アゲハチョウ
マクロ写真が続きます。
なんてことない写真かもしれませんが行動パターンを読んで30分近く粘って蝶々を撮影したのは初めてだったので、自分にとって印象深い写真です。
ピントも目にあっていて羽の模様も被写体ブレせずに写せているので満足です。
D810 + Tamron macro 90mm F2.8 ISO 800, F 5.0, SS 1/1000 sec
(5) Shape of the flame
京都の散歩中にかがり火をみつけ撮影しました。SSを上げるのがポイントで、絶え間なく変化する炎の形状を捉えるのに必須の条件です。
意図通りに撮影できたので満足です!
火に近かったのでプロテクトフィルターが焦げないか心配でした^^;
D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 mm ISO 200, F2, SS 1/3200
皆さんも薄々お気付きでしょうが、今回の選考基準は「偶然に頼らず計算して上手く撮れた写真」というより、「偶然に出会った景色かもしれませんが、計算して上手く撮れた写真」が正確な表現ですね^^;
(6) 月夜の踏切
千葉のいすみ鉄道 第二五之町踏切の夜景です。
雲の流れる感じが結構好みです。
どこを工夫したか?実はここって真っ暗なんです💡
ストロボを持っていないので携帯の明かりで代用しました!
ピント合わせも大変でしたし、クロスマークと看板に光をあて過ぎてペカペカにならないように光を当てている時間の調整も苦労したんですよ(;・∀・)
D810 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, ISO 250, F 5.0, SS 30 sec
(7) 芝桜
芝桜は似ている写真が多すぎて選びにくかったです。
同じような構図を撮りすぎる悪い癖です^^;
似たようなのが50枚以上あってびっくりです( ゚Д゚)
15mmという超広角で撮影した割りに芝桜の密集度合が破綻しておらずPL filterのおかげで空、特に右上は雲の輪郭がしっかりしていて気に入っています💡
D810 + Carl Zeiss Distagon 2.8/15mm, ISO 100, F 5.6, SS 1/160 sec
(8) サクラサクを待つ
望遠系のレンズで被写体に寄って、強い点光源を背景にして、絞り開放側で撮影すると玉ボケに花や枝が投影されます。
本当言うと、影絵の花はもっと満開だったら右下のつぼみと対比が効いていてもっと良かったのですが、どうしてもそういうシチュエーションは発見できませんでした。。。
従って、この写真をノミネートするかどうか相当迷ったのですが、テーマが「計算して撮影した写真」best 10なので採用してみました!
D810 + Carl Zeiss ApoSonnar 2/135mm, ISO 125, F 2.5, SS 1.6 sec
(9) 鯉のぼり
東京タワーを見上げた構図です。
太陽を構図に入れることでフレアーを効かせて東京タワーの上の方をぼかすことで遠近感を出したつもりです。
ピントは鯉のぼりに合わせて、風が吹いて鯉のぼりがいい感じにたなびく瞬間を待って撮影しました。
D810 + Carl Zeiss 2.8/15mm, ISO 160, F 5.6, ISO 1/1000
(10) 藤色スカイツリー
スカイツリーが藤色になるタイミングと前ボケの藤の花をコラボさせました。
欲を言えば藤が満開ならなお良かったかもしれませんね。
スカイツリーと藤が被らないような構図作りに苦労しました。
D810 + Carl Zeiss Milvus 1.4/85mm, ISO 100, F 5.6, SS 5 sec
あれ?桜の写真がほぼないですね!!
そこそこ気に入っているものもありますが今年は雨が多く、近所の写真ばかりだったので一応伏せておきます。あと、お気に入りなのですが肖像権の関係で載せられない写真もあるのは残念です。
・・・載せられないだけで、本当に写真はあるんですよ^^;
さて、こうして振り返ると、風景ありマクロありと意外とバリエーション豊かな上半期でした。下半期は、花火・紅葉・雪景色など毎年の定番だけでなく、これまで試していない被写体にもチャレンジしたいです。
一番の目標は雲海です!
これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m
それでは今回はこの辺で失礼します!