Circulation - Camera

趣味でカメラやってます。Nikonユーザーです。

カメラの豆知識 ~比較明合成のすすめ~

皆様は比較明合成って聞いたことありますか?

「前回のエントリーで何回も言ってたじゃん!?」って方は、読んでくれてありがとございますm(_ _)m

そっとリンクを貼っておきます

( ̄▽ ̄)つ http://tatsumo77.hatenablog.com/entry/2017/06/14/204759

 

冗談はさておき、比較明合成はデジカメ好きの方はおそらく知っているでしょうが「聞いたことあるけどハードル高そう」、と心を閉ざしている方もおられるかもしれません。

でもこれは是非知ってほしい技法です💡

簡単な上にとても有用なテクニックなので!

 

~どういう理屈?~

まずは理屈の説明です。

何枚かの写真を重ねて明るいとこだけを合成する方法」です。

これは具体例を挙げた方がわかりやすいので御紹介します。

下の2枚の写真をご覧ください。

写真A

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写真B

f:id:tatsumo77:20170614211735j:plain

 

この写真Aと写真Bを明るいところ以外は変化させずに明るいところだけを合成すると下のようになります。これが比較明合成です。

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要は「(写真を何枚か) 比較して明るいところを合成する = 比較明合成」ということです!

 

~実際にどうやってやるの?~
どれだけ簡単にできるかというと、

① 素材となる写真

②ソフト

これらさえあれば1分で出来るくらいです!

<注意点!>

重ねる素材となる写真を撮影するときは三脚必須です。素材写真どうしで構図が少しでもずれたら合成がうまくいきませんからご注意下さい。

パソコンのソフトはMACなら"Star StaX"を、Windowsなら"Sirius Comp"を無料ダウンロードしてください。私はどちらも使用経験がありますがどちらも同じくらい使いやすいです。

具体的な使用法は解説しているページが沢山あるのでググってください (投げ遣り)。

でもどちらもドラッグ&ドロップするだけでほとんどできてしまいますよ♫

 

~どんな写真が撮れますか?~

よくある星がグルグル回っている写真もこれを使えば簡単にゲットできます💡

星撮りとも相性のいいテクニックなので是非知っておきたいですね。

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この写真も下のような写真を何枚か比較明合成して撮影しました。

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ホタル撮影とかにも良く使用されますね。

他にも工夫次第でいろいろ楽しめます♪

 

 

~「合成」って邪道じゃないの?~
こういうことを思っている方が意外と多いです💦

合成写真という言葉自体の負のイメージが強いのでしょうね。

かくいう私も基本的に撮って出し派で、現地でなるべく写真を完成させる人間です。

しかしそれも時と場合によります

比較明合成は明らかに一発撮りに比べて効率が良いです。

それも比べ物にならないくらい。。。

理由は次の項の方に書きますが、少なくとも私としてはこの方法論は邪道どころかむしろ必須スキルなので、大いにお勧めします♪

 

~なぜ比較明合成が有効なのか?~

3つ理由を上げましょう。

(1) 露出調整が簡単

例えば10分間の撮影を要する状況だとしましょう。10分間1発撮りの場合、結果がわかるのは当然10分後です。そこで露出オーバーだったらまた設定を見直して10分後に確認して、ということを繰り返すのでめちゃくちゃ効率悪いです。2回確認するだけで20-30分経過してしまいます。その間に雲が出てきて星が隠れたらその日の撮影はおじゃんです。
一方、比較明合成するのなら10分間なら600秒ですから、20秒×30枚でいいですよね?

20秒後に確認して露出オーバーならまた20秒撮影して、と調整すれば2-3分で設定は決まります。あとは同じ設定で何枚も撮影して帰宅して比較明合成して出来上がりです。

 

(2) 失敗が減る

例えば、自分もこのテクニックを知らなかったころに経験あるのですが、頑張って10分間撮影して最後の最後にうっかり三脚の足を蹴ってしまいおじゃんにしたことがあります。比較明合成なら最後の1枚がぶれるだけで他の29枚は無事だから大丈夫!
そんなミスする方が悪いと言えばそうですが、最後の方で突風が吹くとか雲がわいてくるとか結構あるあるなんですよ。前回ご紹介したこの写真も、一発撮りだと、突然最後の方で地上の飛行機が動きだしたりしたらそれだけで台無しになってしまいます。

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(3) シャッターチャンスを逃さない
最後にシャッターチャンスの問題があります。例えば前回ご紹介したこの写真をご覧ください。

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モノレールの光跡と車の光跡のコラボを撮影したかったのです。

もしこれが一発撮りだったら5-10分に1回通過するモノレールといい感じに車が駆け抜ける瞬間がぴったり合わなければいけません。そんな瞬間が本当に来るか分かりませんし、待っている間にブルーアワーが終わってしまうかもしれません。

比較明合成を知っていれば運任せの撮影ではなくなるのです。言い換えればイメージ通りの撮影ができます。

 

~まとめ~
長時間露光一発撮りでも撮影はできますし、一発撮りに拘るのは趣向であり当然問題ないと思います。比較明合成はフィルムではそもそも使えない方法論ですしね。

しかし、私はこの方法論の効率の良さは圧倒的だと思いますし、よりイメージ通りの写真が撮影できるのでとてもオススメです。

知らないというのは、あまりにもったいないと思いますので御紹介しました!

 

~最後に~
いかがでしたか?まだやったことのない方は是非ご自身でお試しください!

それではまた、よろしくおねがいしますm(_ _)m