前回に引き続き、フクロウ写真のご紹介です!
実質初めてのフクロウ撮影を頑張ってきたので、備忘録がてら気が付いたことをいくつか書き留めておきます。
① まず意識したのは眼にフォーカスを合わせるという点です。やはりフクロウの眼はインパクトがありますから、これを強調したくなりますよね。
※オートフォーカスで合わせるなら、シングルポイントAFがいいと思います。
② 構図的には体全体を写すことにはこだわらなくてもいいと思います。目線を活用できるような切り取り方がいいのかな、と思いながら撮っていました。例えば前回載せたこの写真のように左を向いているなら、そっち方向に「間」を作るようにしました。
この構図も同じ理屈で考えて写真の左側 (フクロウの右側) に「間」を作りました。
③ ローキー気味にした方がフクロウの雰囲気と合うかもしれません。羽のディテールが殺されてしまうので、なるべく白飛びはしないように注意しました。
④ F値は開放付近で撮影していましたが、このあたりはケースバイケースでしょう。
⑤ 何よりもブレが最大の敵です!薄暗い環境でしたから、手ブレ・被写体ブレするぐらいなら躊躇せずにISO感度上げる必要がありました。
⑥ それから長時間カメラを向けると嫌がりますから要注意です。また、周囲に撮りたい人が待っているかもしれません。被写体や周りの人のことも考えながら撮影した方が結果的に気持ちよく撮れますね👍
それではいってみます!
前回より多い9連撃です!!
〜ミミズクの眼〜
一発目から眼力の効いた写真を載せてみました。ミミズクとフクロウは同じ種族らしいです。違うのは耳のような羽があるかどうかですが、これは実は耳ではなくて、本当の集音器感は顔の側面に隠れているのです。
〜やや手前にピントもOK〜
このように黒眼の大きなフクロウの場合は瞳より周囲の羽にピントを合わせた方が良いと感じました。そうしないと一見、ただのピンボケ写真に見えてしまうんです。
人物ポートレートでまつ毛にピントを合わせるのとは理屈はちょっと違いますが、似た感覚ですね。
D810 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 640, F 2.2, SS 1/125 sec
〜ファ、ファービー!?〜
見た瞬間思いました、似ていませんか ^^;
〜遭遇〜
この木立からヌッと現れて来るような感じが好きです。
〜Red back〜
メンフクロウをもう一枚です。
とてもApo Sonnarらしいハイコントラストな仕上がりになってくれました(^^♪
背景の色乗りも濃くて好みです。
こういうのが得られるから、たまらないレンズです (`・ω・´)b
D610 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 800, F 2.2, SS 1/125 sec
~振り向き~
なんてことは無い一枚ですが、シンプルなフォルムが気に入っているので載せてみました ( ̄▽ ̄)
〜Close up!〜
迫力が出るように、ちょっとトリミングしています。D810のような高画素機はトリミング耐性良好です♪
さあ、あと2枚です!
〜The Low key〜
ローキーで撮影して正解でした!
眼に当たる光を格好良く利用できたと自負しています ( ̄▽ ̄)
背景も良くボケてくれてダークグリーンの「色」になってくれました。
開放から良く映るので本当に助かります。
D810 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 1250, F 2, SS 1/250 sec
〜YAWN〜
あくびの瞬間を捉えました!
あくびの最中で動きの止まる一瞬をマニュアルフォーカスで捉えるのは難しく、頑張ったと自分を褒めてやりたい一枚です。
D810 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 1250, F 2, SS 1/250 sec
以上で フクロウ写真の紹介はおしまいです。ご覧頂きありがとうございますた。
もちろん、野生のフクロウではないので恐縮ですが、これはこれでいい練習になりました ( ̄▽ ̄)
〜次回予告〜
次回はカメラの豆知識にしようかなと思っています💡
ApoSonnarとか、そういうレンズの名前の由来とかまとめてみましょうか?
私の知っている範囲でのまとめになってしまいそうですが ^^;
それでは今回はこれで終了です。
読んで下さり、ありがとうございました m(_ _)m