こんにちは、Circulation - Cameraです。前回に引き続き、きたるべき桜シーズンに備えて去年京都で撮影した桜写真をアップします♪
今回の舞台は醍醐寺です。下の地図をご覧いただきたいのですが京都駅・その東にある東山エリア・地図左上の嵐山といった有名スポットとは少し外れた場所にありますので意識しないと訪れることは無いと思います。
なので京都には何回も行っていても醍醐寺は訪問したことがない方も多いような気がしますが、歴とした世界遺産で豊臣秀吉が人生最後の花見、「醍醐の花見」を催した地としても有名です。そんな醍醐寺の夜桜をご覧ください。
(`・ω・´) < ジャン!
なんとも見事ですよね!この日は天気が良く月が出ていました。月明かりがまた夜桜とばっちりマッチして本当に美しかった ( ̄▽ ̄)
~夜桜撮影のコツ!~
基本的には広角系のレンズが使いやすいです。ライトアップされているとはいえ、暗い環境ですとシャッタースピードを稼ぐのは難しいですし、桜はちょっとした風で動いてしまいますからマクロ撮影的なことは無理な日は無理です。ストロボ使えたらいいんですけど、使ってもいい場所かどうかは事前に必ず確認しましょう。
なので広角系のレンズの方が撮影はしやすいです。
あとは必ずRAW dataを記録していた方が良いです。ライトアップというのは明暗差が激しい場面なので後でシャドウを上げるような処理をしないと全体的にすごく暗い写真または桜の色がぶっ飛んだ写真になってしまいます。
まぁ、JPEGを後から調整するでもいいんですけど、どうせならRAW現像の方が快適に調整できますからね ^^;
~魚眼レンズで~
広角は広角でも魚眼レンズで真下から煽ってみました!建物や人物は曲線化のため煽って撮るには少しコツが要りますが、木は多少デフォルメされても気にならない被写体なので使いやすいんですよね~。
~ちなみに醍醐って?~
よく醍醐味って言葉使いますよね。これは仏教の言葉で「牛乳を加工しためちゃくちゃうまい味」的な意味です。最高の味、それが転じて「物事の核心」的な意味で使われています。そんな醍醐という名がなぜついているのか?醍醐寺の歴史についてはホームページに分かりやすくまとまっていましたので興味のある方はこちらから ^^
歴史 / 縁起 / 祖師|醍醐寺について|世界遺産 京都 醍醐寺
さて、夜桜写真!
あと3枚アップしますよ~。
~上弦の月と醍醐夜桜~
Z6 + NIKKOR Z 20mm F1.8/S, ISO 400, F 1.8, SS 1/30 sec
Leica Q2, ISO 400, F 1.7, SS 1/60 sec
~醍醐寺~
Leica Q2, ISO 400, F 1.7, SS 1/10 sec
~おわりに~
由緒ある地の威風堂々とした桜の佇まい、見事なものでした。ちなみに少なくとも去年訪れたときには、この「春の夜の特別拝観」には予約が必要でしたのでご注意くださいませ。
夜桜撮影はあまりマクロ撮影にこだわると時間がもったいなかったりしますので特に風のある日は「無理なものは無理」と割り切るのも重要かと思います。そしてRAW現像は明暗差の激しい場面の強い味方なのでこういう場面には大変威力を発揮します。
それでは桜の予習第2回はこれにて終了です。次回は賀茂川付近の写真をアップしようと思っていますのでよろしければまた遊びに来てくださいませ。それでは今回はここで失礼します m(_ _)m
~関連リンク~
RAW現像は夜桜撮影に大変有効だと思います。ちなみにRAW現像前提の場合、カメラの設定に対する考えがちょっと変わってきたりします。そんなことをまとめた記事です。
広角レンズの方が簡単なのは間違いないんですけど、条件が揃ったら夜桜マクロも良いものであります。