D850 + Carl Zeiss Milvus 2.8/21mm (+ Cokin half ND 0.9&1.2), ISO800, F3.5, SS 6 sec, 約30分比較明合成
東京で星は撮れるのか!?
という自分の中の疑問に応えるべく、
撮影しに行った一枚です。
10月の台風一過のある晩、仕事終わりにお台場に向かいました。台風一過なら、普段よりは空気も澄んでいるでしょうし、風も幸いそれほど強く無かったので一安心。
とはいえ、肉眼ではほとんど星を視認することはできません。このまま撮影しても星景写真とは程遠いものになってしまうでしょう💦
でもこれは計算の範囲内♪
星があまり見えないなら、軌跡を撮ればいい!
ということで、三脚を立ててカメラをセット開始です。なるべく空を大きく入れたかったので焦点距離は21mmを選択。西の空なので星は上から下に向かって動くでしょうから、縦構図を選択しました。
この撮影のポイントは露出の調整が非常に難しいことです。星空に露出を合わせたら確実に地上景は白飛びします。そこで活躍するのがハーフNDフィルター!こういう、下半分が減光可能なフィルターで地上景を覆えば、露出差を小さくできます。
ただ、空と地上景の露出差はかなり大きくて、ハーフNDフィルター1枚では足らず、2枚重ねて使用しました (ND8 + ND16)。
この状態で、ISO 800, F 3.5, SS 6 secで撮影し、比較明合成することにしました。露光時間ですが、星の軌跡は郊外に比べて明らかに弱いので、星の存在感を出すために最低30分間を目安にしました (結果、セッティング開始から今回の1枚を撮り終わるまでに1時間以上かかりました ^^;)。
そして、結果は、、、
露光中、幸いにも雲は流れてこず、無事に撮影を終了できました!海上を行く船の軌跡がいい感じになってくれたのは予期せぬ御褒美でした (´▽`)b
今後の課題ですが、もっとF値が小さいレンズを使用してISO感度を下げたりして、更に上のクォリティを求めていきたいと思います!
でもとりあえず狙い通りの「都会×星」が撮れて満足です ^^b
それでは今日はこの辺で失礼します m(_ _)m