Circulation - Camera

巡る季節を写真に残す! ~Since 2017-05-01~

茶畑の北天、回転する星の軌跡を撮ってきました♪

こんにちは、Circulation - Cameraです。

前回ちょっと長めの記事を掲載しましたが、

今日はサクッと星写真を、

載せてみたいと思います ^^b

先日、茶畑と星空のコラボが撮りたくて、

静岡まで車を走らせました!

 

今回撮影に行ったのは、

今宮の茶畑です💡

富士山の南側で、ざっくりとした場所はここです。

f:id:tatsumo77:20180515152648p:plain

ちょっと拡大しますね。

富士山と茶畑をコラボさせるためには、

南から北に向かって撮影します。

f:id:tatsumo77:20180515153027p:plain

私が撮影に赴いた日は新月ではありませんでした。

しかし、ここは南から北に向かって撮影するので、

あまり月の影響を受けないため、助かりました♪

 

〜縦構図〜

まずは一枚、軽く撮影してみましょう♪

DSC_6085

暗い環境でしたが、星だけではなく

ちゃんと茶畑の様子も富士山も映っていますね💡

 

さて次は星の軌跡を撮影しましょう。

さっきの設定では、

少し赤みがかっていましたので、

ホワイトバランスを変えて…

D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm, ISO 1000, F 1.8, SS 30 sec (約20分間比較明合成+trimming)

greaterのコピー3

おっ!

かっこよく撮れたのではないでしょうか ^^b

 

 

北極星の探し方〜

小学校の理科でも勉強した気がしますが、

北極星の探し方を御紹介します💡

※今の時代、スマホアプリを使えば良いんですけどね (笑)

まずは北斗七星を探します。

北斗七星はこんな柄杓のような形をしています。

D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm (+ Kenko Prosofton), ISO 1250, F 1.8, SS 13 sec

DSC_3740のコピー

北極星があるのは、この柄杓の「口」の方向です。

柄杓先頭の2つの星の間隔の約5倍先が北極星です!

f:id:tatsumo77:20180516090453p:plain

 

 

~北斗七星が見えない場合~

なお、季節によって北斗七星は観察できません💦

カシオペア座を目印にする方法もございますが、

北斗七星が目印に使えない場合、

私はアバウトに北の方向にレンズを向けて、

わざと2分間くらい露光します。

すると、星の運動が何となくわかるので、

それを目安に北極星を探したりします💡

※もちろん、スマホアプリでも良いんですよ (笑)

 

 

〜横構図〜

さて、今度は横構図で撮影です。

D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/28mm, ISO 1000, F 1.8, SS 30 sec (約20分間比較明合成)

tanadaround1のコピー

横構図も絵になりますね!

٩( ᐛ )و

トラクターなど茶畑以外の物も写ってますが、

これはこれで私はOKだと思います。

そもそも茶畑だって人工的に作られた

プランテーションなのですから、

むしろ人工物や民家が写っていても

自然に思うのですが、どうでしょう ^^;

 

なお、構図としては、三分割構図に則って、

バランス重視で仕上げました

また、地上景の一番高い所に

富士山が来るようにしました。

茶畑は敢えて手前まで構図に入れて、

ボカすことで遠近感を出してみました💡

 

 

〜終わりに〜

なんだか久々に北の空を撮影した気がします ^^;

これからの季節では、

南側の天の川が目玉になりますので、

今回茶畑と一緒にくるくる回る北の星空を

撮影出来たのはラッキーでした♪

 

それでは今日はこの辺で失礼します。

また次回、お会いしましょう m(_ _)m

greaterのコピー3

 

 

〜関連記事〜

GWに撮影した朝の茶畑の様子はこちらに。5月の朝の茶畑は、本当に爽やかでした♪

※大淵笹場は今日ご紹介した今宮茶畑のすぐ近くです。 

星の軌跡の写し方はこちらに。ちなみに撮影時間ですが、星の回転運動を写す場合、パッと見で軌跡の方向性が分かるので、20-30分程度の撮影でも案外と絵になりますよ♪