〜前置き〜
こんにちは!
新年の抱負に掲げた通り、フィルター修行中のCirculation - Cameraです!
今日のテーマはソフトフィルターであります ( ̄ー ̄)ゞ
ソフトフィルターって、実は今まで敬遠していました ^^;
正直言いますと、
「せっかくいいカメラやレンズ使っているのに、ソフトフィルターなんて使うと台無しになってしまうのでは??」
という固定観念がありました。
が、しかし!
実際やってみて驚きました ∑(゚Д゚) !!
ちょっと長い記事ですが、ソフトフィルターについての自分なりの考察も交えて書いてみましたので、よろしければお付き合い下さいませ m(_ _)m💦
〜フィルターと撮影場所〜
この度、購入したフィルターは、
KenkoさんのPRO1Dプロソフトンです
(`・ω・´)b
※http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/soft/4961607252888.html
そして、撮影場所はよみうりランド!
ざっくりとした場所はここです⏬
よみうりランドのイルミネーションは
2018年は2月18日まで、毎日20時30分までやっているようですよ💡
さて、それでは!
ソフトフィルターを実戦投入であります!!
( ̄ー ̄)ゞ
〜実戦①〜
まずはイルミネーションをサクッと撮影♪
特に特徴のある写真ではありませんね ^^;
さて、フィルター使ってみましょうか。
「フィルター程度で何も変わらないだろぉ。」
と、少しバカにしながら装着…
おお!∑(゚Д゚)
面白い!
フィルター無しだと手前の電飾が電球であることがわかりますが、ソフトフィルターをかけることで電球感がなくなりますし、光が大きく丸くなるんですね!!
_φ(・_・ φ(・_・ < メモメモ
もう一枚、比較してみましょう♫
ボケとの相性、抜群過ぎませんか!?
(・・;) あれ、ソフトフィルター…
最初、ちょっとバカにしてたけど、
結構いいなぁ。。。
〜実戦②〜
お次は、暖色系で試してみます。
今度もbefore afterで比べてみましょう。
<before>
<after>
やばい。
なにかに目覚めそうだ
( ;´Д`)
今まで若干、若干ですよ💦
子供騙しとバカにしていた。。。
そんな私がバカでした _| ̄|○
構図を考え、ピントを合わせ、露出調整するという写真の基本さえできていれば、本格的な写真が十分に撮れそうです。
〜ソフトフィルターの欠点〜
さて、今回の撮影を通して、
ソフトフィルターの欠点にも気づきました。
・露出オーバーになりやすい点
・輪郭が (良くも悪くも_) ぼやける点。
って言われてもピンと来ませんよね!?💦
ご説明しましょう (`・ω・´)b
次の写真をご覧ください。
街路樹に電飾が飾られているのは、
ぱっと見でわかりますよね??
全く同じ設定でフィルターを装着!
眩しい!!!(+_+)💦
しかも電飾の明かり同士が融合し、ぱっと見、どういうシチュエーションなのか把握できないと思います。街路樹って分かりませんよね ^^;
このように露出オーバーになったり、
何の写真だか分からなくなってしまう
可能性があることには、
留意して使用するべきでしょう。
〜フィルターの意外な効果〜
ただ、逆に言うと、撮影するときは
フィルターなしに比べて露出を少し落とすので、
電飾以外のものはより暗く写ります。
これによって写真がごちゃごちゃしなくなって、
なかなか良いです♫
分かりやすく、具体例をご紹介します💡
見比べてみて下さいませ (`・ω・´)b
露出時間にも御注目ください。
<フィルター有り:露出時間1秒弱>
<フィルター無し:露出時間3秒間>
いかがでしょう?
フィルター無しの方が電飾以外のものも、
くっきり写り込んでいますよね?
そのため、ややごちゃごちゃしています。
例えば写真の下の部分を拡大してみます。
このように、イルミネーション撮影に於いて、
ソフトフィルターを使用することで
露出時間を短くできるため、
「余分なものが写らなくなる効果」
が期待できます!!
意外な発見であります ^^b
〜備忘録!〜
いやぁ、なかなか良いフィルターですね!
ですが、「フィルターをつけるといい感じになる」
で終わっては発展性がないので、
今回気づいたことを備忘録も兼ねてまとめてみました。
( ..)φ < メモメモ
① イルミで使用 → 電球感を消すことができます。
② また、電飾の光が大きく丸く写ります。
③ ボケとの相性は抜群です!
④ 一方で、露出オーバーになりやすい点は要注意!
⑤ 裏を返せば、「余分なものが写らなくなる」効果が期待できます。
⑥ ちなみにフィルター装着したままでもマニュアルでピント合わせは可能でした💡
〜作例!〜
最後に何枚か写真を掲載してみます♫
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm, ISO 64, f 2.0, SS 1/10 sec
ボケとの相性は抜群ですね ^^b
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm, ISO 1600, F1.8, SS 1/250 sec
ただの看板なのに、思わず撮りたくなってしまいました ^^
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm, ISO 100, F 2.0, SS 1/8 sec
こういう写真、もっと撮りたかったな💦
シルエット構図とソフトフィルターも相性良いと思います!
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm, ISO 64, F 2.0, SS 1/10 sec
フィルターなしと比較して露出時間を短くできるので、余分なものが写りません。
黒が黒として映るので、イルミだけが浮き上がってくれるのです💡
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm, ISO 64, F 2.0, SS 1/8 sec
これはちょっとお気に入りです ^^b
D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm, ISO 64, F 9.0, SS 5 sec
〜最後に〜
冒頭に述べた通り、今までずっと、
「せっかくいいカメラやレンズ使っているのに、ソフトフィルターなんて使うと台無しになってしまうのでは??」
と思っていましたが、
そうではありませんでした💦
特徴を捉えて使用することで、
素晴らしい結果が期待できる、
そんなフィルターだとわかりました ٩( ᐛ )و
いやぁ、
新しい世界の扉を開いてしまいました
( ̄▽ ̄;)b
桜の季節とか、星撮影とか今後大活躍の予感がします!
<後日撮影してきました!花+星+ソフト写真>
〜ちなみに…〜
ちなみによみうりランドは、
今回初めてお邪魔したのですが、
めっちゃいいところでしたよ!
素晴らしいイルミネーションで、
撮影目的ではなく、
普通にデートやファミリー向けに最高
だと思いました♫
三脚も使用OKでしたが、
家族連れの方々も非常に多いです。
なのでマナーを守って使用しましょう。
マナー違反して、「来年から使用禁止!」
とかになったら悲しいですからね💦
それでは、今日はここで失礼します。
長い記事にお付き合い下さり、
ありがとうございました。
これからもフィルター芸磨いていきます (笑)
今後ともよろしくお願いします m(_ _)m
〜イルミの関連リンク〜
初心者向けにイルミ撮影のコツをまとめてみました ^^