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巡る季節を写真に残す! ~Since 2017-05-01~

ちょっと脱線して、「初心者向け、お手軽星撮影」

カナダの記事を連載中ですが、ちょっと脱線して「超初心者向けの星撮影」という記事をアップさせてください💦

今度、お世話になっている方が初めて海外旅行中に星撮影にチャレンジされるということで、初めてでも必ず撮れる方法を説明致します ^^b

星写真と言ってもいろいろありますが、ここではこういう写真をイメージしています。

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もっとも、その方に限らず、多くの方が

「せっかくカメラを買ったんだから、星が撮りたい!」

と考えるのではないでしょうか!?

かくいう私もそうでした ( ̄▽ ̄)b

 

今回は本当に簡単に、必要最小限な道具と方法だけを載せてみます。

それではさっそく行ってみましょう!

※今回の記事は、一度でも星景写真を撮影したことがある方にとっては当たり前にも程がある内容なのでスルーして下さいね💦

 

~必要な道具~

シャッタースピード調整できるカメラ

・三脚

・雲台 (三脚とカメラをつなぐ部品)

・十分に充電された電池

上記は必須です。

レンズは広角で解放F値が小さいほど有利です。

これに加えて、「カメラを触らないでシャッターを切れるシステム」が必要です。

リモートレリーズが一番ストレスフリーでしょう。

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撮影のテンポは悪くなってしまいますが、スマホ同期シャッターや、セルフタイマーの活用もOKです。

あと、暗い環境なので懐中電灯は極めて便利です。

そして星を撮影する環境は往々にして寒いので防寒対策もしっかりしてくださいね

 

~撮影場所~

暗くて晴れた夜が理想ですが、肉眼で星が見えていればOKです

ただし、構図内に強い光源、例えば街灯などが入らないようにご注意ください。

あとは月です。月も多くの星々より明るいので強い光源になってしまいます。構図に入れてはいけないことはないでしょうが、ご注意くださいませ m(_ _)m

具体的には下のような感じになり得ます↓

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~カメラの設定~

① Offにして下さい!

手振れ補正はoffにしておかないと誤作動しブレブレの写真になることがあります。

レンズ内・ボディ内、いずれもoffにしましょう。

また、オートフォーカスもoffにしてマニュアルで無限遠に合わせて下さい。

これが一番現場でやりやすいmistakeです。

ライブビューにして遠くの光源を拡大してしっかり合わせましょう。

※失敗するとこんな感じになります。カメラを始めたころに、オートフォーカスで合わせようとしたりライブビューを使用しないで、適当に無限遠を合わせたつもりになって、結果どこにもピントが合っていないという失敗作です。

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② あとは簡単!

ここまで設定すればあとは簡単です!

露出をマニュアルで、

ISO 1600, F 2.8, SS 30 sec

または

ISO 3200, F 4, SS 30 sec

このどちらかで撮影してみて下さい♪

きっときちんと星は写っていますよ~。

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その後の、さらなる細かい設定の調整はお任せします ( ̄▽ ̄)b

 

~最後に~

いかがでしたか??

本当に基本中の基本だけを書きました💦

「当たり前すぎだろ」という方もいれば、参考になる方もいるかもしれません。

自分の経験ですが、一度でも星の写真が撮れると大変うれしいものですよ♪

 

 

それでは、ざっくりな記事でしたが今回はこれで終了です!

引き続きカナダ記事を書いていきますので、よろしくお願いします m(_ _)m