唐突ですが大三元レンズってご存知ですか?
写真好きの方なら一度は耳にしたことがあるかと思います。
超広角、標準、望遠のズームレンズで最小f値が2.8で固定されたレンズを指します。いずれもそのメーカーのエースレンズと言っても過言ではないでしょう。見事なレンズです。それらを麻雀の役になぞって「大三元」と呼びます (また、f値が「二八」だから、くっつけて「元」にもなることも関係あるとされています)。
NIKONの場合、
・14-24mm f2.8
・24-70mm f2.8
・70-200mm f2.8
これらが該当しますね。
※24-70mm f2.8と70-200mm f2.8はつい最近リニューアルされました。
私はこのうち24-70mm f2.8 (AF-S NIKKOR 24-70mm f2.8E ED VR) は所有しています。オートフォーカスが必要な場合やフットワークが制限される場合には大変重宝しています。
しかしこのレンズ、私にとっては、あくまで私にとってですよ?私にとってはエースレンズではないのです。
私は現在、およそ12本のレンズを持っています。これらを気分で使い分けて遊んでいるのですが、極めて気に入っているレンズが3本あります。自分で勝手にこの三本を「俺の大三元」と命名しています!
。。。改めて書いてみるとなんか気持ち悪いですね^^;
まあ、要するにそのくらい大好きな、思い入れのある3本のレンズがあると言いたいだけです、すいません。
3本のうち1本はこのブログでも何回か紹介しているCarl Zeiss Distagon 2.8/15mmです。己の視野を軽々と凌駕する超広角レンズで、ハマればその圧倒的なパースペクティブは素晴らしい結果を残してくれます。
今回、ご紹介したいのは中望遠好きの自分が最も愛している中望遠レンズです!
それはCarl Zeiss Apo Sonnar 2/135mmです!!
高いくせにオートフォーカスも手ぶれ補正もなくてズームもできない!
こんなレンズ、何がいいの!?
いえいえ、いいんです!
自分が思った以上の結果が得られる、そんな魔力を秘めたレンズだと思います。
今回、たまたま半日休みがあったので新緑の湘南にこいつを持って行きました。その撮影記をApo Sonnar 2/135mmの作例を交えて、何回かに分けてご紹介いたしますのでよろしくお願い申し上げますm (--) m