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巡る季節を写真に残す! ~Since 2017-05-01~

ビール備忘録1 ~ビア・ギーク ブランチ・ウィーゼル ブランデー樽熟成~

1回目の記事から書く書くといっていたビール記事です。

私はマニアックなビールが大好きで、第1回だからまずは無難なビール (バドワイザーとかコロナとかハイネケンとかデュベルとかギネスとか) にしようとも思いましたが、所詮はのん兵衛の備忘録ですから肩肘張らずに初めからマニアックにいきます^^;

~ビア・ギーク ブランチ・ウィーゼル ブランデー樽熟成~

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このビールは長らく自室の冷蔵庫に眠っていたのですが、冷蔵庫の整理がてら、先日頂きました。ミッケラー (Mikkeller) というデンマークを拠点とした醸造家のビールです。「拠点」と敢えて言いましたのは、このミッケラー、特定の醸造所を持たずにデンマークのみならずノルウェーやアメリカなどの醸造所を借りてビールを作っているからです!そのため「ファントムブルワリー」とも言われています。ミッケラーのビールはいつも完成度が高く、はずれがありません!ただし個性的なのである程度知識がないと味が予想できず、好みに合うかわかりませんのでご注意ください。

さて、このビア・ギーク ブランチ・ウィーゼル ブランデー樽熟成ですが、コピルアックコーヒー豆を使用しています。コピルアックコーヒー豆とはインドネシアの島々で作られる高価なコーヒー豆です。コーヒーの木の熟した果実をジャコウネコが食べ、消化されなかった豆が腸内で発酵。その豆を含んだふんを島民が探し出し、そこから取り出した豆をきれいに洗浄したものなのです。ラベルのジャコウネコはそういう意味なんですね。このコーヒー豆をオートミール・インペリアルスタウトに投入し、さらにブランデー樽で熟成させた逸品です!贅沢!!

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アイリッシュコーヒーのような味わいを基調としてシナモン、ジンジャーなどを感じる複雑な味わいです。冷蔵庫で熟成していたため少し甘めですが後味には酸味もあり爽やかです。アルコール度数 10%以上ですが飲みやすいのに飲み飽きさせず、素晴らしい仕上がりでした!

さすがミッケラー!ごちそうさまでした。