先日の記事の続きです!前回は超広角レンズ中心でしたのでそれ以外のレンズでの作例を紹介したいと思います。マウントしていたカメラは確か全部D610だったと思います。
・TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)
・Voigtlander ULTRON 40mm F2 SLII N Aspherical BK Ai-S
まずは簡単にレンズをご紹介します。
<TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)>
通称、タムキュー。タムロンの超有名なマクロレンズです!私が中望遠大好き人間になったきっかけレンズでもあります。オートフォーカスも素早く正確で手振れ補正もついているので使いやすいレンズです。しかも写りはしっかりしていてボケも綺麗だと思います。そのボケ味はCarl Zeissのザワっとしたボケよりも、どちらかというとNIKKORレンズに近いふわりとした感じだと思っています。もちろん中望遠としてだけでなくマクロも見事にこなします。値段もフルサイズ対応レンズとしては比較的お求めやすく、初心者の方でマクロレンズを探している人にお勧めです!
※ちなみにタムキューは2016年にTAMRON F017 (SP90mm F2.8 Di MACRO VC USD) という機種にリニューアルされています。
<Voigtlander ULTRON 40mm F2 SLII N Aspherical BK Ai-S>
Voigtlanderはフォクトレンダーと読みます💡Carl Zeiss同様に株式会社COSINAが取り扱っているメーカーです。もとは1756年にオーストリアのウィーンに創業し、ドイツのブラウンシュヴァイクに移転した光学器械メーカーです。個人的にここのメーカーは「こってりとした鮮やかな色乗り」が特徴だと思います。
ホームページ:http://www.cosina.co.jp/seihin/voigtlander/index-2.html
このULTRON 40mm F2はいわゆるパンケーキレンズのような形状でとても小さくかわいらしいレンズです。
タムキューやDistagonと比べても小さいですね!
ちなみにD610に装着するとこんな感じです。コンパクトですよね!
さて、芝桜の話に戻りましょう。富士芝桜まつりでは約80万株の芝桜が咲き誇っています。そのため、前回ご紹介したような超広角レンズでの構図も作れるのですが、風景を切り取る標準~中望遠レンズもかなり活躍できます。
~タムキューを中望遠として使用~
圧縮効果のため芝桜の密集度が強調されます。
また、富士山の存在感がより際立つようにも思いました。
~中望遠お得意の「主題を浮き立たせる」表現~
90mmの中望遠レンズなので容易にアウトフォーカスの部分はボケて、主題が浮き上がります。本当は、ポートレートとか撮れたら楽しいんだろうなあ、ここ。。。
それはそうと、ボケ感いかがですか?個人的にはタムキューらしくて好きなのですが。
~マクロレンズとして…~
マクロレンズとして使用する機会は今回は少なかったかもしれません^^;
これらはどちらかというと圧縮効果を期待した作例ですね。折角なので1枚、別の機会に撮影したマクロの作例を載せておきます。こんなに寄れるんです!
※蝶の写真、逆に「細かいとこまで見えすぎて気持ち悪い」と妻からは不評でしたが^^;
~ULTRON 40mm F2の作例~
次はULTRONの作例です。横構図で撮影する場合、何気にこの場所で富士山を一番バランスよく撮影できるのは40mm付近だと感じました💡
ちなみに紫色のこの花↓は、ムスカリというそうです。天空の城ラピュタとは、多分関係ないです^^;~Whiteをメインに~
芝桜って様々な品種があることを今回初めて知りました。私は意外とこういう白色に近い淡い品種が気に入ったのですがいかがでしょうか?
次回もう一回だけ芝桜ネタを書きますが、作例はだいたいこんな感じです。
またよろしくお願いします!