Circulation - Camera

巡る季節を写真に残す! ~Since 2017-05-01~

【ニコンZマウントのナナニッパ】NIKKOR Z 70-200mm f2.8 VR Sをレビュー!

~Introduction~

こんにちは、Circulation - Cameraです。

皆さんは「大三元レンズ」を御存知でしょうか。

F2.8通しのズームレンズの総称で、

・F2.8通し超広角ズーム (約15~30mmをカバー)

・F2.8通し標準ズーム (約24~70mmをカバー)

・F2.8通し望遠ズーム (約70-200mmをカバー)

を多くのレンズメーカーさんがラインナップしています。

例えばNIKONのFマウントは以下の3本がそれにあたります。

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左から14-24mm 24-70mm 70-200mm (画像はYodobashi.comより)

CANONのEFマウントでは以下の3本がそれにあたります。

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左から16-35mm, 24-70mm, 70-200mm

また、SONYのEマウントでは以下の「4本」ですね。

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SONYは超広角F2.8通しに12-24mmなんて凄いスペックのレンズが2020年8月に発売されたので、4本になっちゃいました ^^;

これらはその社のズームレンズの代表格的存在なので各社とも気合いを入れて制作しております。そのため、その写りの良さは、使い古された表現ですが、まるで単焦点レンズを詰め合わせたようと形容されるほどの確かなものです。

さて、NIKONは2018年にフルサイズミラーレス業界に参加し、新たにZマウントという規格のマウントを開発しました。そのZマウント用の新たな大三元レンズの望遠端が今回レビューするNIKKOR Z 70-200mm f2.8 VR Sなのです。

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70-200mmをカバーするF 2.8通しのレンズなのでナナニッパと愛称される伝統的規格。発売日 (2020年8月28日) に入手することに成功しましたが、2020年9月10日現在、まだ作例はそれほどありません。でも東京駅でいろいろテストしたり、他のレンズと比較させたりしましたので、このレンズが気になる方は是非見て行ってやって下さい。

まさかの6000字以上の長い記事ですが、よろしくお願いいたします m(_ _)m

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2020年夏、これまでの人生で最大の雲海に遭遇した話

こんにちは、Circulation - Cameraです。

今回は美ヶ原の雲海写真の続きです。

前回アップしたこの写真。

D850 + Carl Zeiss Otus 1.4/55mm (+ reverse half ND filter 0.6), ISO 200, F 5.6, SS 1/640 sec

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この雲海はどこから見えたのかといいますと、

実は道の駅からなのです💡

 

道の駅美ヶ原高原。

ここには巨大な駐車場があり、

美術館に併設しています。

駐車場から下界が大きく見渡せまして、

そこにモクモクと雲海が湧いていました。

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ペルセウス座流星群、なかなかストイックな撮影になったという話

こんにちは、Circulation - Cameraです!

突然ですが、8月の星空といえば?

ペルセウス座流星群ですよね!?

…なぁんて言ってみましたが、

実は敢えて流星群の夜に

撮影に行ったことないんですよね ^^;

 

ということで!

今回は初めて

「敢えて流れ星の映った星景写真」

を撮影しに行った8月のある夜の話です。

久々の星撮影で興奮して、

いろいろと熱く語っていたら

文章が多くなってしまい恐縮ですが、

よろしくお願いします m(_ _)m

 

~前置き~

そりゃ、星空を何回も撮影していれば

流れ星はちょくちょく見ることができます。

でも、敢えて流星群の日を

狙って行ったことって実はないんですよね。

そもそも流星群の日に

たまたま仕事が早く終わって晴天なんて

滅多にあることではありませんから ( ̄▽ ̄;)

DSC_7645のコピー

(`・ω・´) < 星を撮りに出かけられるかどうかは運次第💦

 

でも今回はラッキーなことに

たまたまペルセウス座流星群の活発な

8月13日の木曜日は仕事が早く終わってくれて、

しかも晴天の予報 (だったのです)!

千載一遇、この機会逃すまじ!!

と、妻に若干白い眼で見られつつ

出かけることにしました!

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【カメラの豆知識】シャッタースピードとミラーショックの関係を検証してみたところ・・・

こんにちは、Circulation - Cameraです。

今回のお題はミラーショックです。

聞いたことありますでしょうか?

まずはミラーショックの説明からいきますね~。

 

~前置き~

風景写真において解像感というのは非常に重要なものです。解像感とは何ぞやという話は長くなりますので割愛しますが、風景写真好きの場合、解像感を出すために機材としては高画素機やローパスフィルターレス機が好む方が多いように思います。そして設定ですが、ISO感度をなるべく下げて、絞りも絞りたいだけ絞って、結果シャッタースピード (以下、SS) がいくつになってもかまわないように三脚を使用することも多いです。

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例えばこの撮影では、ISO 100, F 8.0でSS 1.0 secが必要でした。

しかし、なんとわざわざ三脚を使用していてもブレが発生することがあるといいます。

Σ(・□・;) < なんてこったい!

その原因の一つが今回のお題、ミラーショックです。

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8月の花!向日葵と百日草に富士山を添えて!

こんにちは、Circulation - Cameraです!

8月に入ってから何回かにわたって

アップしてきた夏の富士山写真

今回で最終回です。

この富士山周辺の朝活、

私が最後に訪れたのは

「山中湖 花の都公園」でした。

ここも田貫湖と同様、訪れたのは初めてでした。

もともとヒマワリが撮りたいと思って

目をつけていたんですよね (´▽`)

 

ただ、事前にホームページを見たときに

「百日草が旬ですよ~」

のような感じで全然ヒマワリの話題が

出てこないんですよね~。

「むむっ、どういう意味だ??」

( ̄▽ ̄;) < な〜んか嫌な予感がする。。。

 

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盛夏の河口湖湖畔で富士山を撮ってみる

こんにちは、Circulation - Cameraです。

最近は8月上旬に訪れた夏の富士山麓の写真たち

ちょこちょこアップしております。

今回もそんな写真を何枚かお届けです ^^

 

さてさて、前回は田貫湖で撮影した

富士山のリフレクション写真を載せました。

(・∀・) < 朝霧も空のグラデーションのリフも良い感じ♪

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この後、田貫湖から河口湖に移動しました。

ルートはこんな感じです。

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富士山の北西を通るルートであります。

ちなみに国道139号の方が県道71号に比べて

道も広くて走りやすく、普段よく使います。

今回は敢えて71号を通ってみたところ、

途中で朝日を浴びた牧場風景に出会いました💡

光の入り方が思いがけず好みでしたので、

思わず車を停めてパシャリ!

D850 + AF-S NIKKOR 24-70mm f2.8E ED VR, ISO 100, F 8.0, SS 1/ 200 sec

DSC_6162-2のコピー

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