~Introduction~
こんにちは、Circulation - Cameraです。
皆さんは「大三元レンズ」を御存知でしょうか。
F2.8通しのズームレンズの総称で、
・F2.8通し超広角ズーム (約15~30mmをカバー)
・F2.8通し標準ズーム (約24~70mmをカバー)
・F2.8通し望遠ズーム (約70-200mmをカバー)
を多くのレンズメーカーさんがラインナップしています。
例えばNIKONのFマウントは以下の3本がそれにあたります。
CANONのEFマウントでは以下の3本がそれにあたります。
また、SONYのEマウントでは以下の「4本」ですね。
これらはその社のズームレンズの代表格的存在なので各社とも気合いを入れて制作しております。そのため、その写りの良さは、使い古された表現ですが、まるで単焦点レンズを詰め合わせたようと形容されるほどの確かなものです。
さて、NIKONは2018年にフルサイズミラーレス業界に参加し、新たにZマウントという規格のマウントを開発しました。そのZマウント用の新たな大三元レンズの望遠端が今回レビューするNIKKOR Z 70-200mm f2.8 VR Sなのです。
70-200mmをカバーするF 2.8通しのレンズなのでナナニッパと愛称される伝統的規格。発売日 (2020年8月28日) に入手することに成功しましたが、2020年9月10日現在、まだ作例はそれほどありません。でも東京駅でいろいろテストしたり、他のレンズと比較させたりしましたので、このレンズが気になる方は是非見て行ってやって下さい。
まさかの6000字以上の長い記事ですが、よろしくお願いいたします m(_ _)m
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