ちょうど1年前の話ですが、
晩秋に仙石原を撮影してきました。
仙石原は箱根にあるススキの名所です💡
ご存知の通り、私は写真が趣味です♪
なので、自分にとって至高の写真が撮れるようにと、試行錯誤し続けているのですが、ススキに関しては割と最高の写真が撮れた気がします!
なんというか、
「自分では、これは越えられない!」
「余は満足じゃ (´ー`)」
そんな自分好みの写真が撮れました。
今日はそんな自分でハードル爆上げした写真を掲載してみます ^^;
(;・∀・) <ダイジョウブカナ~
~仙石原~
ざっくりとした場所はここです。
いわゆる「箱根」にあるススキ草原です。
名前の由来ですが、観光協会のホームページによると、仙石原は江戸時代初期まで「千石原村」という地名でした。ここを開墾すれば千石もの穀物が穫れるだろうということから名づけられたそうです。
でも、火山灰土壌と湿地のため頓挫し、屋根葺き用のカヤ、つまりススキを近隣の村に出荷するのが主な仕事になったそうです。
~深夜に到着!~
私が訪れたのは22時過ぎでした。
この日は何が良かったって、気候条件です!
満月+無風という好条件。
霧も出ていたのですが、それすら味方になる静かな夜でした。
経験がある人には特に共感してもらえると思いますが、夜撮りは100kmも200kmも車を走らせて結局天候不順で、何も撮影できずトボトボと帰ってくることもありますから、このような好条件では心踊ります♫
(`・ω・´)b
~超広角レンズで撮影~
さて、霧のために朧月と化した満月とススキ草原をコラボさせて撮影開始です。
D810 + Carl Zeiss Distagon 2.8/15mm, ISO 250, F 9, SS 60 sec
ススキと月は相性抜群ですね ( ̄∇ ̄)b
今度は手前にススキを配置して、それをボカして奥行きを表現しました。
D810 + Carl Zeiss Distagon 2.8/15mm, ISO 320, F5.6, SS 30 sec
ただ、ベストショットはこれではありません💦
~そして、中望遠で撮影~
D810 + Carl Zeiss ApoSonnar 2/135mm, ISO 160, F 2.5, SS 4 sec
ベストショットはこの一群です (・∀・)💡
前から「ススキをシルエットにして背景に点光源を配置する」という写真が撮りたかったんです!
ただ、そのためには
①「無風」
②「形の良いススキの群生」
③「遠方の点光源」
といった条件が必要でしたが、この日はそれが重なってくれました!
こちらの写真は若干地味ですが、四隅の暗い「間」もちょっと気に入っていて、個人的に見飽きない写真です。
D810 + Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135mm, ISO 160, F 2.5, SS 3 sec
今度はしっかりと寄って!
構図的には、画面の下半分に照明を、上半分にシルエット化したススキを配置しバランスを取るよう工夫しました。
D810 + Carl Zeiss ApoSonnar 2/135mm, ISO 160, F2, SS 4 sec
それにしても、ススキという風に揺れやすい被写体に対して、
シャッタースピード4秒が得られた異次元の超無風環境は奇跡的でした💦
おかげで、ISOも200以下まで下げられました!
Σ(・□・;)
次の写真もお気に入りです♪
シルエットにしたススキの形もいいですし、背景に溶けこんでいるススキの様子など、イメージ通りであります!
D810 + Carl Zeiss ApoSonnar 2/135mm, ISO 160, F2, SS 4 sec
~最後に~
言うまでもないことですが、感性は人それぞれで、いい写真は千差万別であります。
なので、別の人がこの写真をご覧になって、「なんかしっくりこない」とか「私の方がいい写真撮れるわ!」と思われても何の不思議もありません m(_ _)m
ただ、自分としてはイメージ通りの写真が撮れて満足していますし、ちょうど1年前の出来事でしたので記事にしてみました ^^